頭をリフレッシュに保つ方法
―外資戦略コンサルタントAさん「我慢せず、オフィスだったら5分寝る。寝ることが許容されているわけではないが、ずっと眠るよりいい。ちょっと隠れて思い切って寝てしまう。5分で結構効果がある」
5分間寝てしまうというのは大胆な方法ですが、仕事が裁量にまかされているコンサルタントらしい方法ですね。
―マネジメントコンサルタントKさん
「眠たくなったら、作業効率が落ちてしまうのは否めません。しかしそこは逆転の発想。眠たくてもできる仕事を集中してこなす。仕事をいくつかに分類して、単純作業の多いものを集中してこなします。頭が冴えているときには苦痛になる単純作業も、眠いときはかえって子守唄のように心地よくなることがあります」
Kさんの逆転の発想というのは、考えつきませんでした。眠気に逆らわず、眠気を利用する作業を考えて逆に効率を高めるとは、さすがコンサルタントですね。
―外資系ITコンサルタントMさん
「眠いなというときは、お金の計算をする。家計の計算や、カードの支払いの計算など。なかなか切羽詰っているものもあったりして、計算しているうちにのめりこむうえ、ちょっと嫌な感じにもなる。それを逃避したくて仕事に戻ろうという気になる」
これはMさん独特の方法なのかもしれませんが、一理あります。
―外資戦略コンサルタントAさん
「どうしてもというときは、カフェインのタブレット錠を飲む。薬局で売っています。即効性があるので、これを何錠か飲んでコーヒーも飲めば、そこそこ眠気が覚めます。」
強制的に眠気を覚ますという方法です。良し悪しありますが、どうしてもというときは便利なものも売っているのですね。
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