前職での25回の東南アジア出張と自らの留学経験から、異文化と言葉に興味をもったそう。英語のほかにベトナム語も堪能。 |
前回、体験した英会話プライベートレッスン。
今回はネイティブ講師検索サイト ネイティブコネクションを運営する株式会社アルタビスタRepresentative Directorの小澤さんに、プライベートレッスンの上手な利用方法と、ビジネスにも役立つ英語の勉強法について伺いました。
自らの経験から始めたサービス
----ネイティブコネクションを始めたきっかけを教えてください。
小澤さん:私自身、カナダに留学をしていたことがありまして、その当時、授業以外にカナダ人の先生にマンツーマンで英語を教えてもらっていました。マンツーマンだとたくさんしゃべることができて、上達が早く、その経験からマンツーマンレッスンの有効性を感じました。
その後日本に帰国して、商社に勤めました。仕事上では英語を使うのですが、それ以外の場面では英語を使う機会がめっきり減って、仕事以外の分野での英語力がみるみる落ちていった。
これはいけないと思って、英会話スクールを探しました。とにかくたくさんしゃべりたかったので、マンツーマンを希望していたのですが、日本でネイティブのマンツーマンレッスンを受けようとすると、どこも40~50分で7000円とか1万円とか、ものすごく高い。カナダでは1時間1000円位で習っていたので、そんな高いお金を払うのがばかばかしかった。
英会話スクールにかかっている家賃とか、受付スタッフの人件費とか、広告費とかの費用をとっぱらって、もっと気軽にマンツーマンレッスンを受けられる環境を提供したいと思ったのがきっかけです。
それから、英会話スクールでは、先生と生徒のプライベートな付き合いを禁止するところが多いんです。何かトラブルがあるといけないといった事情があるのでしょうが、本当は、ネイティブと友達になって、一緒に散歩をしたり、バーベキューをしたり、飲みに行ったり、そういう中で上達していくものですよね。だから、授業だけでなく、プライベートでもつきあえるような、そういった出会いの場を提供したかったのです。
----利用者はどのくらいの英語力の方が多いですか?
小澤さん:始めたときは中級以上を想定していたのですが、実際はじめてみると、意外と初級の方が多く、全体の7割位が初級~中級の方です。
以前英会話スクールに通っていたけれど、終わってみたら思ったほど上達していなかった。でも、英会話スクールで何十万と使ったので、あまりお金をかけられない、といった人も多いですね。