「想定外だったこと」トップ5を防ぐ対策
●社内研修が不十分中途入社の場合、新入社員とはいえ企業側は社会経験のある自立した戦力として考えているケースがほとんど。新卒のように手取り足取り教育してくれる会社のほうが稀といえます。中途入社の場合は、受け身ではなく積極的にキャッチアップしていく姿勢が必要です。
ただし、前任者がいる場合は引き継ぎをきちんとしてもらえる環境かどうかは大切なポイント。引き継ぎが無く日常の業務にダイレクトに支障がでるようでは、本人が苦労をするだけでなく、企業にとってもマイナスとなってしまいます。
入社前に前任者との引き継ぎ期間があるのか、どの位の期間なのかはきちんと確認をしたほうがよいでしょう。
●サービス残業が当たり前の職場だった
自分が担当する業務量を把握する為にも、配属となる部署の社員はだいたい何時頃まで仕事をしているのかをきいておくとよいでしょう。
また面接を重ねていく中で給与の話がでたときなどに、残業手当はだいたいどのくらいになるのかをきいておくことも大切です。
勤務時間と残業手当の額のバランスから、サービス残業の有無が把握できます。
ただし、裁量勤務や管理職の場合は残業手当の支給対象とならないので、給与と業務量のバランスが自分が納得できる範囲であるかがポイントとなります。
サービス残業は本来あってはいけないことなので、サービス残業が多い企業の場合、実態をききとることは難しい場合が。「遅くまで残る人もいるし定時に帰る人もいます」とあいまいな答えがかえってくることも。
夜遅くに電話をしても必ず誰かでる、メールがくる時間が遅い、などの企業は慢性的に社員が遅くまで残っている可能性が。
実態を把握するために、夜遅い時間にオフィスの明かりがついているか確認をしに行くという方法もあります。