外資で働く・転職する/外資への転職ノウハウ

転職コンサルタントが語る「転職の現実」Vol.2 本当に転職してもいい?(3ページ目)

転職の際には多くのことを決断しなくてはいけません。本当に今の会社を辞めてもいいのか、どこの会社に決めるのか・・・人材紹介会社13社のコンサルタントに転職に失敗しないためのポイントを教えてもらいました。

執筆者:柏木 梨花

アデコ
アデコ 西山洋子さん

<回答>
アデコ
人材紹介サービス部 課長 西山洋子さん
人材紹介サービス部 コンサルタント 市村昌史さん

自分の知らないところに適職がある可能性も

まず、なぜ転職をしたいかを明確にしてください。そして、自分の中での優先順位をはっきりさせること。仕事内容を重視したいのか、給与か、人間関係なのか・・・ここが漠然としたまま転職をすると後で「こんなはずではなかったのに・・・」ということにもなりかねません。
仕事というのは、労働をして誰かの役に立つということでもあるので、自分は何をしてどういう形で誰の役にたちたいのか、こういった視点で考えてみることも大切です。
また、企業が採用を急いでいる場合など、1回の面接で内定がでるケースがありますが、なるべく2、3回は面接を受けることが望ましいですね。なるべく多くの社員の方と会った上で決めることです。

*****
 
自分の見える範囲以外にも語学力を活かせる仕事はたくさんあります。特に社会経験のまだ浅い若い方の場合、イメージできる範囲で希望職種を決めてしまいがちですが、ぜひ一度世の中にどんな仕事があるのか調べてみてください。
マーケティングやコンサルティングをしたいという人が多いのですが、どんな仕事をするのかきちんとわかっていなく、イメージで考えている人も多いのです。具体的に何をするのか、自分のやりたいことと合致するのか、きちんと落とし込んでから、転職活動をするといいでしょう。

女性の場合は、20代後半くらいで、自分の方向性を決める必要がでてきます。キャリア志向で行くのか、仕事はアシスタント的なポジションで、プライベートを重視していくのか。35歳までアシスタント職しか経験のない人が、キャリア系に転向したいとなっても非常に難しいのが現状です。ぜひ20代後半で一度きちんと考えていただきたいですね。


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