グローバル、ボーダレスなどといわれて久しいですが、採用の垣根はなくなっています。今まで駐在であったポジションが、より現地に密着した人材を、といったニーズから現地採用に切りかわるなど雇用形態もかわってきています。ますます国際化が進む中で、外に目を向ける、海外に出てみる、外国人の上司、同僚、部下のいる環境で働いてみる、といった経験は後々生きてくるはずです。ぜひ、挑戦をしてほしいですね。 |
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ジェイエイシージャパン
IRCチーム(International Recruitment Consultant)小林篤さん
海外勤務に必要な覚悟
なぜ、今の仕事を辞めたいのか、何をしたいのかを一度真剣に、とことん考えてください。ここがはっきりしないまま転職をすると、何か嫌なことがあったときに、また辞めたいと思ってしまいます。反対にここが明確になっていれば、新しい仕事でがんばれるタネになります。
将来こうなりたい、というのが漠然としている人には、もう一度考えたほうがいいと薦めます。
また、弊社の場合は海外勤務希望の方も多いのですが、海外勤務の場合は腹をくくる必要があります。簡単な気持ちでは海外ではなかなか通用しません。なぜ今の会社を辞めるのか、なぜ海外に行くのか、なぜ日本を去るのか。よく考え、覚悟を決めてください。
その上で海外に行けば、壁を乗り越え、タフになっていけると思います。
ただはじめから夢をはっきりさせなさい、というつもりもなくて、むしろ海外で働いてみたい、といった気持ちはウェルカムです。入り口は何でもいいので、転職活動をしていく中で、気持ちや覚悟を醸成させていってください。