外資で働く・転職する/外資への転職ノウハウ

転職コンサルタントが語る「転職の現実」Vol.1 採用される人(11ページ目)

企業の採用に精通し、多くの転職成功者を見ている転職コンサルタント。外資系・語学系に強い人材紹介会社に最近の求人状況と、企業が求めている人物像をききました。転職のエキスパートが語る転職現場。

執筆者:柏木 梨花

<回答>
アデコ
人材紹介サービス部 課長 西山洋子さん
人材紹介サービス部 コンサルタント 市村昌史さん

特に営業職でのニーズが高い


メーカー、金融業界での求人が増えています。職種で言うと、特に営業職が多いですね。また、リストラがひと段落し、昨年あたりから第二新卒も含めた若手ポテンシャル採用が増えています。年齢で言うと25、6歳~30代前半といったところです。経験・スキルが100%マッチしていなくても、ポテンシャルの部分でみてもらえます。例えば商社であれば、2~3年前は、商社での営業経験がないと難しかったようなポジションが、今は異業種でも営業経験と英語力があれば十分勝負できるケースが増えています。

英語力はますます重要


面接での評価の高い人の特徴を言葉で表現すると、明るく元気、コミュニケーション力があってセルフスターター。指示待ちでなく、自ら問題を見つけて解決できる人でエネルギーを感じる人です。
また退職理由に一貫性があることも大切です。たいていの面接で退職理由を聞かれます。目標をしっかりともっていて、それに対して前の会社ではやりつくした、と思ってもらえることが大切です。
また、英語力はますます重視されてきます。日本企業の海外進出や、外資がはいってくるといった国際社会ですので、例え今英語を使わないポジションだとしても、英語力があれば歓迎、といった企業も増えています。
但し、英語力はメインにはなりません。特別な専門職でない限り、英語力はパソコンができるといったことと同じように、コアとなるキャリア・スキルに付加されるプラスアルファのスキルになります。

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