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今どきの“会社宴会” 常識・非常識(2ページ目)

忘年会の季節が近づいてきましたね。お酒も入る宴会の場は、ちょっとした非常識な行動で大ひんしゅくを買ってしまうことも。そこで、今どきの会社宴会の常識・非常識を探ってみました。

執筆者:泉 まつお

大切なのは「その場の雰囲気を壊さないこと」


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場の雰囲気を読むことが先決!
前のページで検証したように、会社の宴会は実に様々。そこに共通の常識・非常識があるとしたら…。
それは、その場の雰囲気を壊さないということだと思います。

忘年会、歓送迎会といったものは、これまでに何度も開催され、その会社の歴史が反映されているといってもいいもの。そのため、後から入った人、しかも幹事でもない人が、その雰囲気が好き、嫌いといっても始まらないものでもあるのです。

そこで、会社の宴会に参加したら、まずはその場の雰囲気を察知しましょう。
たんたんと食事を楽しむタイプの宴会なら自分も食事をゆっくり味わえばいいし、出し物やゲームで盛り上がるなら、自分もそれに参加して盛り上がる。
それが第一の常識であり、この雰囲気が好きじゃないからとゲームなどに参加しなかったり、逆に一人ではしゃいだりして雰囲気を壊すのは非常識です。

その宴会の雰囲気が好きでなければ、自分は楽しくないでしょう。
そんなときは、「これは全員参加の会社の行事。仕事なのだ」と割り切ってみませんか?


その会の中での「自分のポジション」を認知しよう


第2の常識は、その会での自分の役割を認識して行動すること。

例えば、歓送迎会で自分が歓迎または送別される立場であるのに、せわしなく幹事のお手伝いをするのは間違い。歓迎、送別される人は主役なのですから、たとえ自分が下の立場であっても、ある意味、デーンと構えていたほうがいいでしょう。

同じように、新人が仕切ることになっている会で、中堅どころであるその上の先輩がしゃしゃり出て会を仕切り始めるのも非常識。その会において、中堅には中堅の役割があるはずです。

逆に、自分が幹事になったら、とことん幹事役に徹する。自分が楽しむのは、その宴会の後、幹事のお疲れさま会にとっておきましょう。



会社の宴会は、宴ではありますが、やっぱり会社の行事。プライベートと同じ楽しみを求めるのは無理があるのです。
でも、趣味とは違う仕事でも楽しみが見出せるように、会社の行事である宴会にも楽しみを見出そうと思えばできるもの。

次回の宴会は、いつもとちょっと違う気持ちで臨んでみませんか?
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