女性の転職/女性の再就職・職場復帰

仕事も家族も、おろそかにしない方法(2ページ目)

限られた時間の中で、仕事と家庭の時間をどのように割り振るか、頭を悩ませている方も多いでしょう。大切な「家族との時間」、ちゃんと過ごせていますか?

執筆者:川崎 あゆみ

工夫して時間を作り出す

一緒に料理
キッチンに立って、話ながら一緒にお料理
さて、「時間は作るもの」と言われますが、ちょっとした時間を使って、お子さんと、夫と過ごす時間をどのように確保するかについて考えてみましょう。

一緒にキッチンに立つ
子どもや夫と簡単なお菓子を作る、料理をするなど、一緒に時間を過ごせて、かつその後にお楽しみもあって、オススメの方法です。「お菓子なんて作れない!」という人も、ホットケーキやクッキーで十分。子ども向けの料理本やレンジで出来るお菓子など簡単に作れるレシピを選べば、失敗はありません。

空いた5分をあなどらない
新聞をまとめたり、洗った食器をささっと拭いてしまう、洗濯物をたたんでしまうなど、「たかが5分、されど5分」。この”5分が大事”だということに気づくと、他の家事もサクサク進み、コーヒーを飲みながら30分ほど夫と話す時間ぐらいは、作り出せてしまいますよ。

家事を外注する
働く母親の必需品と言われる食器洗浄器、乾燥機付き洗濯機など、便利な家電製品やお金はかかるけど、家事の時間を短縮するということを考えると投資する価値はあると思います。

また、家事代行サービスを利用するのも一案ですね。最近では、新しいサービスに洗濯物をたたむところまでやってくれるという洗濯ビジネスも出現してきましたね。「お金で時間を買う」という感覚ですね。

夫との時間も大事

お昼休みにランチ
ランチの時間は短いけど、完全な子ども抜きの時間。
また以前の記事「私が働く理由TOP10」で、ご紹介しましたが、11位の理由は、「パートナーとの関係を良くしたい」です。ここでいうパートナーとは、ほとんどの場合、夫を指すでしょうから、「夫との関係をよくしたい」と思って働きに出ている方もいるようです。子どもとの時間だけではなくて、夫との時間も大切にしたいですよね。

ランチDEデート
お互いの職場近くで、お昼休みに待ち合わせして、一緒にランチをします。1時間弱の短い時間ですが、仕事や家事など、何かのための時間を削らなくてもいいですし、合理的かつ楽しい時間になります。お互いに仕事モードの姿で外で会うのは、また新鮮ですよ。

週末のザ・大人の時間
デパ地下などで、普段の食卓には並べないような贅沢お惣菜やハムやチーズをずらりと並べ、おいしいワインやシャンペンを空けて、ゆっくり過ごすのも一案。こんな日は、子どもたちを早く寝かせてしまいましょう(笑)。

最近は、仕事か家庭かの二者択一の時代ではありませんね。「毎日忙しいんだから、家族との時間なんて取れない」なんて最初からあきらめるのではなく、少し工夫をしたり、「時間を作る」という意識を持つことで、きっと今より家族と過ごす時間を持てるようになると思います。

”仕事も家庭も主義”の私たち。「夫と映画を観に行く」、「子どもの宿題をみてあげる」などの予定も仕事と同じくらいに大事にするバランスの取り方を目指したいですね。

お仕事や事情によっては、「プライベートの時間<仕事」という方も、もちろんいらっしゃるでしょう。時間の使い方は、人それぞれですが、家族があってこそ、頑張れる仕事です。ずっとは一緒にいられない子どもたちとの時間、大事にしたいですね。
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