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人気上昇中!帽子デザイナー(4ページ目)

ファッションとして認知度が高まり、自分だけの帽子を望む人も増えてきました。そんな中、最近注目度が高まっているのが「帽子デザイナー」。今回は、帽子デザイナーの入澤恭子さんにお話を伺いました。

執筆者:三輪 貴子

「帽子が好き」という想いが大切です(入澤さん)

どんな人に向いていると思いますか?

ショップを開いたり自分の事務所を構えると、常にすべての責任が経営者である自分にかかってくるので、そのプレッシャーに耐えられる気力がないとできません。落ち込まずにすぐに次の手を考えられる前向きな気持ちをもてること、忙しいときは徹夜がつづくので、体力は必要です。

また、自分が作った商品を愛する気持ちがないと、自信をもって積極的に営業ができないので、「帽子が好き」という想いも重要です。

どのようなスキルがあれば、生かせると思いますか?

自分のデザインした帽子はやはり自分でパターンを引かないと、思い通りの形に仕上げることは難しいので、最低限、帽子のデザイン、パターンのスキルは必要です。

また、経営の能力および資金繰りなどの知識は、自営業者すべてにおいて必要です。デザインだけをしていても、営業をしなければお金にはならないため、営業力も大切です。

「帽子デザイナー」の将来性について

最近は、昔ながらの大量生産の帽子の工場などの経営は厳しいようです。仕事を、海外生産に取られてしまったりしていて倒産する工場なども多いと聞きます。

ファッション性のある帽子に関していえば、最近は日本の帽子のデザインがヨーロッパでも高く評価されてきているようなので市場を大きくとらえて日本にとどまらずやっていけば、未来は明るいのではないでしょうか。



【編集後記】
その道のプロとしてのスキルはもちろんのこと、独立した場合、経営の能力が必要だということが印象に残るお話でしたね。両方をバランスよくすすめていくことが大切です。現実がしっかりと見えるお話をしてくださった入澤さんの、これからますますのご活躍をお祈りしています。
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