お皿・ナイフ・フォークは、料理台に用意されています。一度使ったお皿を再度使うと、前の料理のソースなどが残っており、味が混ざってしまいます。遠慮せずに新しいお皿に交換しましょう。 |
Lesson.2 当日の立ち振る舞い
いよいよ当日。以下の点を守ること、そしてなによりも、笑顔で楽しく過ごすことが、主催者に対する一番のマナーです。■会場の真ん中へ
パーティー会場へ入ると、会場の壁側に参加者が集まり、会場真ん中部分のテーブル周辺には、誰も立っていないケースがあります。これは、主催者に対して失礼なこと。このパーティーへの参加を楽しみにしていた気持ちを伝えるためにも、自ら笑顔で会場真ん中へ進み、雰囲気作りを心がけましょう。
■乾杯までは気を引き締めて
通常、パーティーでは、最初に数人のご挨拶があり、続いて乾杯へと移ります。乾杯のシーンになれば、パーティー会場スタッフが、テーブル上にあるビールやジュースの栓を抜いてくれます。そのビールやジュースのビンを持ち、周りの方へすすめ、グラスへ注ぎましょう。とっさに、このような気配りができるかどうかが、かっこよさへとつながります。
■料理を取るときは…
料理台にずらりとならんだ、色とりどりの料理。どの料理から食べなければならない、という決まりはありません。好きな料理を自分のお皿へ盛り付けましょう。その際、料理をとりわけるサーバー(トング)は、料理の味がまざらないように、1種類の料理につき、かならず1つ用意されています。1種類の料理を取り分けたサーバーで、そのまま別の料理をとりわけるのはマナー違反。必ず、サーバーは次に使う人のことを考え、すばやく元の位置に戻しましょう。
■飲み物とお皿のバランス
立食パーティーに慣れている人は、左手にお皿、さらにその上にグラスを重ね、優雅にお話を楽しみながら料理をいただくことも。このようなスタイルは、慣れていない場合、手元がすべってグラスを落としてしまうなど、アクシデントを引き起こしてしまうため、あまりおすすめできません。料理をいただく際は、グラスはテーブルの上へ、お皿を手に持っていただきます。グラスは、周りの方のグラスと混ざってしまうことのないように、置いた位置を覚えておきましょう。
■料理は取り過ぎない
一番お行儀の悪いマナー違反は、料理を残すこと。本当に食べられる量だけを取り分けましょう。このとき、お友だちや周りの方の料理をとる必要はありません。自分の好きなものを好きなだけ楽しむことができるのが、ビュッフェスタイルの良いところ。各自が好きなものを、適度に楽しむのが大人スタイルです。ただし、目上の方などがいらっしゃる場合は、「料理をお持ちしましょうか」など、声をかけるなど臨機応変に。
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