女性の転職/女性の再就職・職場復帰

本番間近!どう乗り切る中学受験

新しい年が明けたら、すぐに始まる首都圏の中学入試。受験者の数も年々増え始め、親も願書の入手から、出願、試験当日まで綿密にスケジュールを練る必要があります。乗り切るためのヒントに。

執筆者:川崎 あゆみ

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年々増加する中学受験をする子供たちの数。母親が仕事を持っていると、子どもの受験をフォローするのは、難しいのでしょうか。
年々増加する中学受験志願者。今年度は、5万人を超すだろうと言われています。

中学受験の是非は、ここではさておき、2006年最後の記事は、「母親が働きながら、目の前に迫った中学受験をどう乗り切るかについて」お送りしたいと思います。本番を前に、「時間短縮」に重点を置いて、どう乗り切るかを考えてみました。

【INDEX】
2ページ目 願書の入手方法・願書貼付用証明書写真
3ページ目 出願について・試験当日
4ページ目 結果発表

共働き家庭の中学受験

中学受験をする家庭のうち、母親が働いている割合は、どれくらいか気になりませんか?残念ながら、そのものずばりの数字は探すことができなかったのですが、教育熱心な親御さんの愛読誌“プレジデントファミリー”の読者アンケートの結果では、「共働きかどうか」の質問に「共働きである」が48.3%、「専業主婦(夫)家庭である」が、51.7%とほぼ半々の結果がでました。(2007年1月号より)

想像していたよりも多いと感じたのは、私だけでしょうか。専業主婦の方でも、子どもが中学受験で大変だからとPTAの役員をも辞退されるというのに、辞退するわけにはいかない仕事を持つワーキングマザーの方々は、どうやって乗り切っていったらいいのか、一緒に見てみましょう。

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塾に通う子どものためのお弁当作り、過去問を一緒に解く時間。仕事を持っていてもできるもの?!

出願する学校数は、8校が平均?!

早いところでは、1月の8日あたりから入試が始まり、それから2月の7日あたりまで続く中学入試。例えば、神奈川県にお住まいで、2月1日に第一志望を受験する場合は、1月中に1~2校をいわゆる「お試し受験」として受験し、2月は、第一志望~第六志望ぐらいまで約6校ぐらいを受験すると考えます。

そうすると、8校の願書入手から出願手続き、試験当日、発表までを大体1ヶ月の間に、全てしなくてはなりません。出願の時期は、大体決まっているとはいえ、本当に仕事に支障をきたさずにこれらの手続きをすることは、可能なのでしょうか。

忙しい中、どうすれば、いかに効率的に、しかも確実にできるのかを見てみましょう。まずは、はじめの一歩、願書の入手からです。次ページへ>>
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