資格+実務経験があれば理想的。でも、どちらもないより何か始めた人が一歩リード。 |
日経WOMAN2005年10月号に掲載された<実際の仕事に役に立っているという資格>データを見てみましょう。
5位 初級システムアドミニストレータ
IT専門の仕事をする人が受ける試験かと思いきや、今やパソコンを使う人には、mustの資格と言われるほどの国家資格。パソコン、ネットワーク、データベースの知識を使って、情報システムを活用できるという証明になります。企業に勤務する一般社員として知っておくべき基礎知識を問う内容の試験で、「情報技術に関する一定の知識や技能が身につき、利用者の立場から部門内の情報化を推進できる」という評価が得られるそうです。パソコンが苦手な方も初心者向けの講習会もいろんなところで開かれています。【参考】初級シスアドを目指せ!
4位 TOEIC/実用英語検定
英語力を示すスコアとして代表的なTOEIC。最近では、英語を使った仕事といっても、英文事務や通訳、翻訳だけでなく、さまざまな職種が考えられます。 ただし、TOEICにしても英検にしても、役立つ・役立たないは自分次第。高いスコアを取ることだけに目標をおいていると、「実務で何ができるの?」と聞かれたときに何も答えることができません。英語を使って何ができるのかが問われるところです。また、企業が参考にするスコアは、2~3年ぐらい前までのものと言われています。継続的に学習していく必要があるでしょう。<求められるTOEICスコアの目安>
外資系での一般事務 800以上
輸出入に関連する英文事務 730以上
メーカーでの営業事務 700程度
通訳・翻訳 800~900
英語力を仕事で活かせる最低レベルは、600点以上。730点以上が、実際の仕事の現場で使えるレベルです。
【参考】TOEIC・英語検定
パソコンは、特別なスキルというよりも、必須スキル。さらにこうした資格を取るとさらにアピール力アップ。 |
3位 マイクロソフトオフィススペシャリスト
今や特別というよりも必須となったパソコンスキル。マイクロソフトオフィススペシャリストは、パソコンソフトが使いこなせるという裏づけ資格といえます。しかも、仕事に直接むすびつくスキルなので、これから仕事を始めたい人は、取得することで自信にもなるし、また今後の仕事に広がりが出そう。マイクロソフト製品のいろんなソフトのいろんなバージョンによって試験がありますので、得意なものから取得するもよし、苦手ソフト克服のために受験するも一案でしょう。お仕事再開のためのパソコンに関しては、エクセル、ワード、できればパワーポイント、アクセスのスキルが求められますが、中でもエクセル、ワードは必須スキルです。お仕事をしたい方なら、もう苦手などと言ってられません。
【参考】IT関連の資格 資格カレンダー
では、上位2つの資格です。あなたの予想通りでしょうか!?次ページへ>>