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ココで差がつく「お礼状」(2ページ目)

いつもの「お礼状」に、もうひとつエレガントなエッセンスを加える秘訣をご紹介します。

執筆者:三輪 貴子

何を書こうか迷ったら、まずは下書きとして、素直に自分の思いを綴ってみましょう。そこからカタチを整えていくと、想いあふれる「お礼状」に。

事前準備が大切です ある経営者のケーススタディ


ビジネスで書く「お礼状」にはさまざまな種類があります。仕事でお世話になったとき、ひとつの仕事に区切りがついたとき、はじめてお会いしたときなど、お礼状の内容は、多種多様。

今回は、はじめてお会いしたあとにはお礼状をしたため、相手に自分の存在を印象付けている、ある経営者の方のケーススタディをご紹介します。

ビジネスの世界で、人との出会いは、自分を磨き、また次の仕事につながる大切なポイントです。そのことをよくご存知の、ある経営者は、毎日仕事に追われる日々のなかで、お会いした方々へ、どのようにすればお礼状を書く時間を捻出できるか考えたそうです。

あれこれためし、ようやく得た結論は「お会いしたあとすぐ、移動時間の間に、お礼状を書くこと」。切手をはった葉書を数枚持ち歩き、初めてお会いした方がいらっしゃれば、手元にある名刺を見ながら、帰りの電車のなかでお会いした方の印象を一言添え、「またお会いできる日を楽しみにしています」と書き記し、移動中に見つけたポストから投函。相手には、翌日には、お礼状の葉書が届くため、受け取った方はそのすばやい対応に驚き、印象に残るのです。

会社へ帰ってからお礼状を書こうと思っても、ついつい日々の仕事に流されて、なかなか実現できていないという方には、おすすめのこの方法。2007年、新しい年を迎えた日から、スタートしてみませんか?

次ページでは、ペーパーアイテムの選び方をご紹介します。[ →→ ]
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