サービス精神の法則:1 「受け止める」から生まれるパワー
サービス精神の基本中の基本、それは「相手を受け止めること」。たとえば、仕事場で先輩や同僚たちと話をするとき、またはデート中に恋人と話をするとき、あなたは自分が話しをするよりも先に、相手の話を聞いていますか? 相手の話を遮り、自分の話をはじめてしまうことはありませんか?自分の考えや想いを話すのは、最後でよいのです。まずは、相手にたくさん話をしてもらうこと。こうすることで、相手は自分の想いを受け止めてもらっているという安心感から、あなたと話をすることは「ここちよい」と感じるようになります。そこで感じる安心感とは、ビジネスパートナーやお客様が相手なら、あなたに心を開く信頼感へとつながり、片想い中の人であればあなたへの興味へとかわり、恋人なら、あなたへの深い愛情へと変化していくのです。
何事も、まずは話を聞くこと。受け止めること。サービス精神の鉄則です。
相手へコンタクトをとるときは、メールと電話と手紙を上手に使い分けましょう。 |
サービス精神の法則:2 社内恋愛が多いワケ
会社の先輩や同僚に恋をしたり、同じ職場で働くカップルがそのままゴールインをするのが多いのは、なぜなのでしょう?人には、「相手に接する回数が多いほど、気になる存在になる」「相手を知れば知るほど、好きになる」という不思議な心の変化があります。そのため、毎日顔を合わせている社内では、必然的に相手のことをよく知るようになり、恋に落ちる可能性が高い・・・。人の心の動きを考えると、これはとても自然なことなのです。
それでは、この「心の動き」を、「恋」と「仕事」に置き換えて考えて見ましょう。
まず、「仕事」パターン。取引先やお客様には、こまめに連絡をすること。相手の負担にならないように、メールを活用するのもGOOD。用事があるときだけでなく、相手にとって有益な情報を耳にしたなら、「お役に立つかどうかわかりませんが、こんな情報が・・・」とメールを1本送信。相手は、メールをみてあなたの存在を思い出し、コンタクトをとるごとに距離が縮まっていきます。ただし、相手の負担にならないよう、メールは簡潔に。
そして「恋」パターン。顔をあわせたときは、なるべく話かけるなど、接する回数を増やすのがポイント。また、仕事でメールを送る機会があれば、用件の下に1~2行程度、あなた自身のことがチラリと見えるような内容を書き加えるのもよいかもしれません。どちらの場合も、話題は軽いものを選び、メール文は短くシンプルに。
サービス精神の法則3は、こちらをご覧ください