自分と向き合う
夢は自分の中に。自分自身と向き合う時間が大切。 |
たとえば、神戸でお菓子教室を開き、多くの生徒さんから慕われている鈴江史奈さん。今のお菓子教室を開くまで、紆余曲折あり、どうしようかと悩んでいたときに震災に見舞われました。震災でお菓子を作れなくなったときはじめて「私は、お菓子が大好きなんだ。お菓子教室が大好きなんだ。」と心から想い、本格的にお菓子教室をはじめようと思いました。
取材時、自宅でリフレクソロジーのサロンを開いていた高橋香織さん。リフレクソロジーを学ぶため、まだ小さかった子どもを保育所に預けなければならなかったそうです。大好きな子どもを預けてまで、自分はリフレクソロジーをやりたいのか?この答えを出すために、1年以上かけて自分と向き合い、納得するまで考え、結論を出しました。
お2人に共通していることは、自分としっかり向かい合う時間を惜しまなかったこと。心からやりたいと思えるまで、「やりたいこと」を自分に問いかけ続けていたことです。
新しいことをはじめると、思いがけないトラブルも発生するかもしれません。予想していた状況と異なるかもしれません。そういう時だからこそ「私はコレをやると決めたんだ」という確固たる信念が不可欠です。
根っこが貧弱な木は、決して大きな木には育ちません。自分の心にやりたいことを刻み付ける作業は、根っこを伸ばす作業と同じことです。モチベーションを持続させるためには、スタートの時点で、自分自身と向き合うこと。すべては、ここから始まります。