転職のノウハウ/転職活動の面接対策

営業職が必ず聞かれる質問ベスト5(2ページ目)

「営業職」への転職。面接の場面では「営業職」ならではの質問をされることと思います。今回はその中でもよく聞かれるベスト5をご紹介し、その対策とポイントをお話いたします。

執筆者:高野 秀敏

Q、あなたの営業として、他の人にない強みは何ですか?

その質問で、あなたは試されているかも…?
その質問で、あなたは試されているかも…?
採用する側の立場としては、能力が同じような人材は必要ありません。採用したいと思わせる「他の人にはない何か」を求めています。この場合のアピールの仕方は、モノサシがポイントです。「一般的に当社の営業だと○○をするのが普通ですが、自分はそれに加えてAやBを行動として加えていました」など具体的に話すことです。精神論には走らずに具体的に何が他の人とは違っていて、どのような行動にあらわれていたのかを話すことが、大きなアピールとなります。

Q、うちの商材(モノ、サービス)をどのように売りますか?

実際に、営業マンとしての能力はどれくらいかイメージを持ちたいという意図の汲み取れる質問です。即興での営業トークや戦略を試されています。対策としては、事前にその会社のサービス、商品を知り、自分ならどのように売るかをシュミレーションしておくことです。マネジャー以上のポジションを狙っている方については、会社の戦略やライバル会社を調べておき、何を売り込んでいくべきかを考えておきます。事前の情報というものは、充分に得られないことが多いため、面接時に何か不明な点があった場合はその場で質問をすること。とても重要なことです。質問することをためらってはいけません。

Q、チーム運営をする上で気をつけていることは何ですか?

メンバーをもってマネジメントをしていた方に対する質問です。そもそも目標を達成していたか、達成のためのアクションプランを立てていたか、などのPDS(Plan Do See)の部分について、具体的に話せるようにしておきましょう。また人材教育の側面も重要です。メンバーの属性を理解した上で教育指導していたかなど、その具体例を話せるとベストです。自分なりのマネジメントや、良い上司の条件とは何か?についての定義、哲学を持っているかどうかが問われます。きちんと語れるようにしておきましょう。

以上、営業職の面接時においてよく聞かれる5つの質問でした。
何事も事前準備が必要です。また、この質問は転職を考えていない方にも考えていただきたい質問です。改めて振り返ってみることで、何か気づくことがあるのではないでしょうか。

【参考】 

金持ち上司、貧乏上司の違いについて  キャリアコンサルタント.jp
面接で役立つ「転職のノウハウ」記事一覧 (ガイド記事)
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