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大麻に手を出す大学生たち(3ページ目)

大麻汚染が大学生に広がり、大学関係者に衝撃が走りました。なぜ学生達は大麻に手を出してしまうのでしょうか?

西島 美保

執筆者:西島 美保

社会人の学びガイド


分別あるはずの社会人学生だって手を出してしまう…!

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「仲間と一緒にいたいから」とドラッグに手を出してしまう人もいる
これは若い学生だけの話ではありません。

友人の一人は、ある日頭痛を訴え、私に電話をしてきました。心配してかけつけた私に彼女は「大麻(マリファナ)をやっている」と打ちあけました。

「ええっ~!」
驚愕したことを今でも良く覚えています。


彼女はとてもそんなことをするように見えませんでした。アジアからきた、真面目で面倒見の良い全く普通の留学生。家族と離れ離れで異国に暮らす彼女は孤独に耐えられず、同じ国からの留学生で作られたあるグループに入りました。

彼女は言うのです。

「みんながやっていたから、軽い気持ちで手を出した」と。

ちなみに彼女は社会人経験を経て、アメリカに留学してきた30代の大人の女性。属していたグループの人達は大麻を日常的に使用しており、最初は嫌悪感を持った彼女も次第に自身の感覚が麻痺し、ついに大麻に手を出してしまったのでした。


大麻所持は大麻取締法違反。「手を出さない」強い意志を持とう


以上、アメリカでの体験を書きましたが、アメリカでは大麻は違法でありながら入手容易な薬物で、18歳~25歳の年代では、実に2人に1人が大麻使用経験者。日本でも想像以上に大麻は流通し、身近になってきています。しかし、身近だからといって、大麻に手を出していいことにはなりません。法律違反です。

大麻を使用すると、「免疫機能の低下、煙に含まれる発ガン性物質による肺ガンのリスクなどの医学的な問題」さらに「大麻使用は覚せい剤など他の薬物の使用につながりやすい」などの問題があるそうです。(・薬物使用の危険性...大麻の脳への作用(メンタルヘルス)より)

「学びたい」と入った大学では多くの出会いがあるでしょう。素晴らしい出会いがある一方、良くない出会いもあるものです。もしも大麻の誘惑に出会ってしまっても「絶対に手を出さない」という強い意志を持ちたいものです。

【関連記事】
・芸能人大麻汚染
・KID大麻スキャンダル:主催者の対処は?(1)
・薬物乱用防止「ダメ。ゼッタイ。」ホームページ
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