どんな人が参加?80歳の男性も!
山口大学大講義室での講義の様子(昨年のアルバムから) |
では一体どんな人が参加しているのだろうか?昨年度のデータによれば、全体の参加者は64名。年齢構成としては、60代が半数、50代・70代が4分の1程度、男女比率は6:4。なお、最も若かったのは51歳の女性で、最高齢は80歳の男性だったそう。地元の人よりも、地元以外の人の参加意欲が高く、全体の8割が地元外からの参加者だという。
このサマーカレッジには一人で参加してくる人が多いそうだ。毎日講義に参加するうち気の合う仲間が出来、昼は一緒に学食、夜は飲みに行くパターンが多いという。皆、とても真面目で、授業にも積極的に参加し質問も多く、教える講師側のモチベーションも高まっているそう。
【参加者の声(2006年度シニアサマーカレッジ開催レポートより抜粋)】
・久しぶりに学んだという気がしました。教授の先生方の前向きな姿勢で、本当に大学生のような気分を味わう事が出来ました。
・この機会に白神山地を見学し、酸ヶ湯、八甲田温泉(特に露天風呂)は最高でした。
・電波で見た宇宙の姿の講義は、また聴講したいと思いました。一番感動しました!
弘前ねぷた、長寿県長野の食文化など、地元密着の講義が盛りだくさん
弘前大学シニアサマーカレッジ講義:弘前ねぷた絵師 三浦呑龍先生の実演 |
内容は地元に密着した話題が多く、例えば弘前大学では、弘前ねぷたやリンゴとヒトの免疫力との関係、三内丸山遺跡の世界などに関連した講義。信州大学では、長寿県長野の食文化、信州のそば文化、温泉を科学する、などの講義が展開される予定だ。最終日には卒業式・さよならパーティが行われる。
普段とは違った環境の中、他の参加者達と時間や目的を共有する醍醐味は、普通の旅行ではなかなか味わえないだろう。
全国各地で説明会実施。東京と大阪では模擬講義もあり!
2007年6月22日より全国各地でシニアサマーカレッジの説明会を実施する。
大阪会場、東京会場では、参加大学の教授、准教授による模擬講義も開催予定。なお、説明会・模擬講義は完全予約制(先着30名様)になっており、事前申し込みが必要。
【申し込み・問合せ先】
・シニアサマーカレッジ受付デスク(JTBサン&サン内)
TEL:03-5950-0365 FAX:03-5950-1633
〒170-0013 東京都豊島区東池袋4-39-11 サニービル池袋6F
10:00-18:00 月曜日~金曜日(除:祝祭日)