大型ハリケーンが直撃


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アメリカの避難所内の様子。(1999年Meconにて)
アメリカ南部を巨大ハリケーン「カトリーナ」が直撃した。死者数千人とも言われ、多くの命が奪われた。住民は家を失い、避難を強いられ、また食料不足や混乱によるスーパー略奪など、治安の悪化も広がりを見せている。


災害はいつ起こるかわからず、誰もが被災する可能性がある。もし留学中に被災した場合の生活の変化や、対応について、ぜひ考えておきたい。

留学生はどうすべき?


突然、自然災害に見舞われたとき、留学生はどのように対応すればよいのか?

まず、身の安全の確保を第一に考えること。「死ぬかもしれない」という不安は、経験した人ならわかるが、本当に恐怖だ。一人よりは二人、少人数よりはグループで災害を乗り切りたい。まず信頼できる仲間を見つけ、行動をともにすることをすすめる。語学力に不安がある人は、やはり母国語で話せる仲間と一緒にいよう。


情報入手が命綱


アメリカの場合、ハリケーン直撃が予想される時は、1~2日前に避難指示をテレビやラジオ、新聞などで知ることが出来る。また警察の車がスピーカーで放送しながら走ることもある。または、人づてに広まることもある。いずれにせよ、このような情報をいかに早く入手出来るか、が迅速な避難につながる。

寮に住む学生の場合
災害情報などを入手した学校は、すぐさま対応を強いられる。学生寮は学校の施設の一つであり、管理人など学校関係者がいることが多い。そのため、学校からの情報がすぐに入手できる。寮生は、学校の指示に従い、避難すること。

アパートなどに住む学生の場合
はっきりいって、災害情報の入手は寮生に比べたらかなり遅れを取ることになる。いざというときのために、学校関係者や寮生、現地の友人などとマメに連絡を取っておき、強いネットワークを築いておきたい。

留学のため、単身渡米直後、私は巨大ハリケーンによる避難を強いられたが、その情報入手及び避難経緯は以下のとおり。

ルームメイトが、寮に住む同じ国の学生から避難情報を聞く。

急いでアパートに戻り避難準備。私を含む他のルームメイトたちに「避難命令」を知らせる。

学校から指示された場所(学校施設内の広い部屋など)に荷物を持って行く。

学校が避難用バス(学校のバス)を準備。順次バスに乗り、避難所へピストン輸送。大渋滞で移動時間8時間。

避難所に到着。その後は各自、自力で生活。必要なものは自分で確保。

避難命令解除。避難所→自宅までの交通手段の確保。

なお、避難生活には、お金がかかることも念頭に入れておこう。


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