上司の立場から
「もし当社社員が仕事を辞めずに大学に行きたいと言うなら、配慮します。」と言うのは、某機器メーカーの人事部長。社会人の大学進学について聞いてみたところ、とても肯定的な意見が返って来ました。
しかし話は続きます。「でもうちの会社ではそういった前例がなく、実際に社会人学生が増えたら、正直対応に困るし、特別配慮による他の社員との兼ね合いも不安」と答えています。
また某大手電気メーカーの課長職についている男性は、「大学進学?いいんじゃない、今は自己啓発の時代だし。私も行きたいね~」と最初は軽く言っていたものの、実際に部下が大学進学して業務に支障が出るようになったらわからない。」と言っています。
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やはり会社や職場の雰囲気などを考慮しよう
今はどの会社も生き残りをかける厳しい時代。社員の自己啓発を前向きに考える会社もあれば、全く正反対の会社もあります。
やはり会社は社員の労働力に対して給与を支払っているわけですし、現在の仕事にあまり関係のない勉強をする場合は、会社や職場の雰囲気、上司・同僚の性格、考え方などを考慮して報告にのぞみたいものですね。
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