放送大学大学院臨床心理プログラムが第2種指定校に!
平成14年4月に開講した放送大学大学院文化科学研究科 文化科学専攻(修士課程)の臨床心理プログラムが、(財)日本臨床心理士資格認定協会(財)日本臨床心理士資格認定協会第2種大学院指定校に認定されました。臨床心理士資格試験を受験するには、平成8年度の資格審査規定の改正に伴い、同協会の指定を受けた大学院修士課程(博士前期課程)の修了が必須となっています。(医師、諸外国において大学院を修了した者を除く)。
既に在籍している学生達はどうなる!?
第2種指定大学院としては、平成16年度4月入学生から適用になりますが、今回放送大学大学院の臨床心理プログラムに関しては、特例措置が適用され、2年前までに入学した学生にまで遡及することが認められました。これにより、平成14年4月入学生(つまり放送大学大学院1期生)までが、第2種指定大学院生として認められます。
第1種と第2種の違いって何?
まず、第1種と2種では、臨床心理試験受験資格を得る方法が違います。第1種指定大学院を修了した場合、実務経験不要で臨床心理資格試験を受験することが出来ます。
第2種指定大学院を修了した場合は、修了後1年間の実務経験が受験条件として付加されます。
また、第1種と第2種の大学院の違いは、大学院の教員数や、実習施設を大学院内に持っているかいないか、などで判断されます。放送大学大学院の場合、実習は外部の研修機関に委託しているため、第2種指定となっています。
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