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【インタビュー】 MBA留学 36歳会社員の場合(2ページ目)

「とにかくMBA留学したかった!」9年間の社会人経験を経て、国際ビジネスマネジメントの修士号に挑戦!華々しいキャリアの裏には、自分で決めたことを実現させるためのハードな勉強と努力があった。

西島 美保

執筆者:西島 美保

社会人の学びガイド

合格の要因はなんだと思いますか?

TOEFLのスコアが非常に高かった(コンピュータテストスコア283点/300点満点中)ことと、国際ビジネスという専攻にとって、様々な国でのキャリアが豊富だったことだと思います。



学費等は誰が払っていますか?

もちろん自分で全て支払っています。学費が$24,000(約270万円)、寮生活費が$16,000(約180万円)です。奨学金は欲しかったけど、合格時に学校側から何も言われなかったため、もらえないものだと思いこんでいました。しかし、入学後に奨学金をもらっている友人から「合格時に奨学金を自分から交渉するのは当然だ。」と言われました。合格時に確認すべきでした。

(西島:アメリカの大学院では、TOEFLのスコアとキャリアに応じて奨学金を出すケースが多い。ワシレフさんのスコアとキャリアであれば、奨学金要求は通る可能性が高かったと思われます。)


日本での安定した会社員生活よりアメリカ留学を選んだワシレフさん。仕事を辞める時の心境は?

とにかく学校に行きたかった。ですから辞める事には全く抵抗がありませんでした。それに卒業後はまた仕事を見付ければいいと思いました。仕事が見つかるかどうか?は就職活動の時に分かるはずです。

「仕事を辞めて学生になる」周りの反応は?

誰もが私のことを「うらやましい」と言っていました。人々の多くは自分で何かしたいと思ってもなかなか実行に移しませんが、私は「自分がしたい」と思ったことはそのまま実行します。中には仕事を辞めてまで学校に行くという価値観を持たない人もいたけれど、それはその人の考え方ですから。ただ自分とは違うだけで、別に気にしません。

社会人のうちにしておけば良かったことは?

とにかく進学までに時間がかかり過ぎた。仕事をしながら勉強をしていたせいもあるが、もっと早く仕事を辞めて学校に戻るという決断をするだけの自信を持てたら良かったかな。

・実際の学生生活「良かったこと」「つらいこと」「意外だったこと」→
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