社会人の大学・大学院/社会人の進学・学生生活事例

【インタビュー】専業主婦から大学生へ 大学生への道 48歳主婦の場合(2ページ目)

17年間の専業主婦生活から一念発起!息子と同じ大学で勉強を楽しむアメリカ人女性にインタビュー!彼女の息子さんからも『お母さんが同級生になった感想』を聞いています。

西島 美保

執筆者:西島 美保

社会人の学びガイド

17年ぶりの学生生活はどうですか?

最初は授業についていくのが大変だったので、予習は欠かしませんでした。何時間も前もって勉強したわ。息子が同じクラスにいたので、家で色々教えてもらったりしましたね。慣れていくに従い少しずつ楽になって、今では息子にも勉強を教えているのよ。 (笑)

息子談:最初は自分の母親がクラスメートになった時は、恥ずかしかったよ。でも彼女はいつも前の方で熱心に授業に参加していたし、慣れたら全然平気になった。テスト前に「勉強しろ」とは言わなくなったけど、テストが終わって自分のA評価のテストを見せながら、「あなたは勉強しないから点数が悪いのよ」と言われるとガックリくるね。実際同じテストを受けても彼女の方が点数がいいんだけど、でも彼女は一学期に1科目しか取らない聴講生なんだから、成績が良くて当たり前だよ。

写真:「勉強が楽しい」というヘレン。コーヒーショップにて。










年齢差や学生生活への不安はありませんでしたか?

もちろん不安だらけでした。
でもアメリカの大学には”ABC Adult Back to school”というプログラムがあって、大人が大学に戻る準備コースが用意されているんです。そこでノートの取り方や大学での勉強の進め方などを学び、それらを通じて心の準備も自然に出来てくるんですよ。それになくすものは何もなかったから、全然怖くありませんでした。


教授から「ママ」?
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