各大学院が個別に行う事前資格審査ってなんだ?
Q:つまり、22歳以上、短大卒なら受験可能ってワケ?A:確かにそうなんだけど、さらに一番重要なのが大学を卒業した者と同等以上の学力があるかどうかなんだ。
判断基準を、実際ある大学院教務課に確認したところ、この事前資格審査は、志願書、履歴書、研究計画書など、出願に必要な書類とほぼ同じものを〆切日までに提出し、ここで大卒と同等以上の学力があるかどうか、審査する。ここで間違えない様にしたいことは、事前資格審査は出願開始の前に行われるということ。事前資格審査をパスした者だけが、正式に出願できる。
ちなみに短大卒業後、別の専門学校に進学した、業務経験があるかどうか、など、大学4年間に相当する程度の学歴や経歴を有しているかがポイントになるそう。また他の大学院の教務課に聞いてみたところ、研究内容について担当教授が面接して判断することもある、とのこと。つまり、審査基準は各大学院によって異なり、決定権も各大学院に委ねられているため、興味のある大学院があったら、入学資格や事前審査に必要なことについて、積極的に問い合わせてみよう。
事前審査を無事パス!
そう、事前審査をパスしたら、いよいよ出願だ。事前審査の〆切は出願期間より前に設定されているので間違えない様に。ちなみに前出の大学院は事前資格審査料は無料とのこと。資格がある、と認められ、出願した際に受験料を納めるしくみになっている。(希望大学院に要確認)次のページでは、「高卒からいきなり博士後期課程」や事前資格審査免除について、大紹介!!!