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会計のプロを目指すならこれ(2ページ目)

ここ数年、投資や会計関連の本が売れまくっている。いまや会計の知識はビジネスパーソンにとって必要不可欠。最新の会計知識と修士号、公認会計士試験科目の一部免除を同時に手に入れる方法がある!

西島 美保

執筆者:西島 美保

社会人の学びガイド


会計知識と会計修士号、公認会計士試験一部免除資格を同時に手に入れるなら会計専門職大学院

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金融の知識を持っていて損はない
さて、今注目の会計最新知識と、会計の修士号、そして公認会計士試験一部免除資格を同時に手に入れたいなら、2003年からスタートした専門職大学院制度による会計専門職大学院への進学がオススメだ。

会計専門職大学院では会計の最新知識を学ぶことが出来るだけでなく、指定された科目の単位数を全て満たし、かつ修士(専門職)の学位を取得すると、公認会計士試験の短答式試験科目の一部免除を受けることが出来る。

会計専門職大学院を修了すると、会計修士(専門職)等の学位が授与される。学校によって学位の名称が微妙に違うところもあるので、学位名にこだわりがあるのであれば、どんな学位が授与されるのかは事前に確認しておきたい。

基礎的な会計知識は必須

会計専門職大学院の入試は、一般入試や社会人入試、企業推薦などがあるが、基礎的な会計知識を問われる筆記試験や口述試験などを設けるところが多く、そう簡単には合格できない。また例え合格できたとしても入学後に授業についていけない、早々に落ちこぼれるなど苦労することが目に見えているため、会計関連の仕事についている人は別として、そうでない人は事前にしっかりした入試対策が必要となる。少なくとも会計知識を既に持っている、あるいはその分野のエキスパート達がクラスメートになることを想像すれば、事前準備がいかに重要かわかるだろう。


学費はピンキリ…

さて、気になる学費だが会計専門職大学院の場合、国公立は約80万円、私立だと200万円弱である。当然学校によって違うので、しっかり支払えるかどうか、自分の財布とも相談したい。

なお、学費の減免や入学金免除、奨学金、奨励金制度などを設けている学校も多く、また厚生労働省の「教育訓練給付金制度」が適用される学校もあるのでぜひ積極的に利用しよう。

例:
中央大学アカウンティングスクール:中央大学学部卒業生は入学金(30万円)が半額になる。

千葉商科大学会計専門職大学院:公認会計士、CFP®、税理士の資格を持つ人は入学金半額免除。千葉商科大学学部出身者はこれに加え入学金半額免除。また同大学院修了後2年以内に公認会計士試験論文式試験に合格すると20万円、CFP®資格審査試験全課目(6課目)に合格すると10万円が奨励金として支給される。


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