1 【今回の選挙、ここが見どころ】
2 【北海道・東北・関東地方の選挙情勢】
3 【北陸甲信越・東海・近畿地方の選挙情勢】
4 【中国・四国・九州地方、比例代表区の選挙情勢】

北陸甲信越地域の選挙区情勢

●新潟 定数2[接戦]

民主が2議席独占を守れるかが最大の焦点。民主現職の黒岩宇洋、自民新人の塚田一郎を民主現職の森裕子が追う形といわれているが、横一線という情報もあり、予断を許さない。

●山梨 定数1[民主優勢]

父を日本将棋連盟会長の米長邦雄氏に持つ民主新人の米長晴信がリードし、自民新人の入倉要が追う展開。無党派層への浸透でも米長がリードしている。入倉は郵政民営化による県連の分裂から選挙戦で出遅れたのが響いている。

●長野 定数2[平穏]

民主現職の羽田雄一郎と自民現職の吉田博美が安定した戦いをしており、父を元首相(羽田孜氏)にもつ羽田陣営がやや優位。吉田がトップ奪還をかけて追い上げる。県南部では吉田も有利に戦っている。

●富山 定数1[激戦]※注目区

自民現職の野上浩太郎と野党系無所属新人の森田高が激しく競る。野上優勢という情報もあるが、国民新党の綿貫党首の地元ということで多量の保守票が森田に流れているともいわれ、情報は錯綜、激選区の1つ。

●石川 定数1[激戦]※注目区

自民新人の矢田富郎と民主新人の一川保夫が激しく競る。矢田は自民・公明系の組織をしっかりと固め、一方の一川は無党派層への浸透が進む。両者一歩も譲らない格好、当選情報が遅くなりそうな超激選区。

●福井 定数1[激戦]※注目区

元衆院議員の民主新人若泉征三と自民現職の松村龍二が激しく競っている。若泉は無党派層への浸透がよく、松村は自民・公明系組織を固める。北陸新幹線建設問題も争点に浮上してきている。

東海地域の選挙情勢

●静岡 定数2[平穏]

民主現職の榛葉賀津也と自民新人の牧野京夫が安定した戦い。榛葉がややリード、無党派層にも浸透。牧野は支持層を手堅く固め追撃している。公認が得られなかった無所属新人の木部一は県東部で支持を伸ばすが、どこまで健闘できるか。

●愛知 定数3[民主VS公明に]

自民現職の鈴木政二が1つリード。民主現職の大塚耕平もまた優位と伝えられ、残り1議席を民主新人の谷岡郁子、公明現職の山本保が争う展開。谷岡は無党派層を、山本は協力関係にある自民支持層を、それぞれどこまで上積みできるかが課題。

●岐阜 定数2[平穏]

郵政造反組として衆院選で落選した藤井孝男が与党系無所属元職として立候補。民主現職の平田健二とともに安定した戦い。焦点はトップ争い。自民党では今のところ野田・佐藤の「郵政造反」によるしこりはあまり見られない模様。

近畿地域の選挙情勢

●三重 定数1[民主優勢]

民主現職の高橋千秋が優勢。唯一の現職である強みを活かしている。自民新人の小野崎耕平は公募で決まった候補だが、名前が売れていない。どこまで無党派層に浸透していけるか。 

●滋賀 定数1[民主やや優勢]

民主新人の徳永久志がリードしているが、自民現職の山下英利も追い上げを図る。「もったいない」の嘉田知事は中立の構えだが、徳永は知事との距離の近さをアピール。山下が組織をどこまで固められるか。

●京都 定数2[一角崩し?]※注目区

民主現職の松井孝治が一歩リード、自民新人の西田昌司が追いかける展開。しかし、共産新人の成宮真理子も支持を広げており、予断を許さない状況。無党派層の動向がカギを握る。

●大阪 定数3[波乱も?]※注目区

民主新人の梅村聡が一歩リード。優位幅は情報によってまちまち。それを公明現職の白浜一良が追い、こちらも安定した戦い。自民現職の谷川秀喜がこの2人を追うが、共産前職の宮本岳志が追い込みを見せており、予断を許さない状況。

●兵庫 定数2[平穏]

自民現職の鴻池祥肇と民主現職の辻泰弘が抜け出し、安定した戦い。共産新人の堀内照文も追い上げを見せるが、無党派層からの支持は薄い。自民・民主のトップ当選争い。

●和歌山 定数1[自民優勢]

首相補佐官でもある自民現職・世耕弘成が安定した戦い。知名度を活かし無党派層にも浸透。民主新人の坂口は、序盤戦激しく迫る場面もあり、現在も無党派層への浸透に力を入れている。

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