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最近ほぼ見かけなくなった「二千円札」が26万円に大化け! 価格が上昇している“レア紙幣”の特徴は?

今やほとんど見かけることのない二千円札。この二千円札には有名なエラー紙幣が存在します。それが“記号違い”エラーです。果たしてどんなエラー紙幣なのでしょうか? ※画像:PIXTA(画像はイメージ)

伊藤 亮太

伊藤 亮太

株式・ファイナンシャルプランナー ガイド

ファイナンシャルプランナー(CFP®)

慶應義塾大学大学院商学研究科修士課程修了。その後証券会社にて、営業、経営企画部門等を経て、独立系FP会社「スキラージャパン株式会社」設立。ファイナンシャル・プランナーとして、家計簿診断などのライフプランニング、資産運用、保険の見直しなどの相談を行う。執筆・講演も金融機関をはじめ多岐に渡る。

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二千円札が高額落札されたのは一体なぜ? ※画像:PIXTA(画像はイメージ)
二千円札が高額落札されたのは一体なぜ? ※画像:PIXTA(画像はイメージ)

2026年4月11日に終了したコインオークション、第127回入札誌「銀座」で二千円札が26万7950円で落札されました。実に額面の約130倍、なぜこのような高額で落札されたのでしょうか。

二千円札が26万円に

2024年に新紙幣が発行されてから、旧紙幣の流通量が徐々に減少しています。いずれすべて新紙幣に置き換わる可能性もあります。その移行期だからこそ、注目したいのが旧紙幣です。古くなればなるほど、額面金額は同じでも、“エラー紙幣”などの特徴がある紙幣は価格が上昇する可能性があるからです。

今回はそんな旧紙幣の1つである「二千円札」を取り上げます。2026年4月11日に終了した第127回入札誌「銀座」では、二千円札が23万円(手数料込みで26万7950円)で落札されました。実はこの落札された二千円札には、とあるエラーがあるのです。一体どんな二千円札なのでしょうか?

記号に注目

26万円で落札された「実際の二千円札」(表面) ※画像:第127回入札誌「銀座」 Lot番号:615 守礼門2000円札 1桁 記号違いエラー JZ/LZ | UNC
26万円で落札された「実際の二千円札」(表面) ※画像:第127回入札誌「銀座」 Lot番号:615 守礼門2000円札 1桁 記号違いエラー JZ/LZ | UNC

今回落札された二千円札は、実は左上部分にある記号と、右下部分にある記号が異なっています。左上部分では「J729287Z」とあります。これに対して、右下部分では「L729287Z」となっています。本来は同じ記号であるはずですが、JとLで異なっており、何らかのミスにより印刷されたものと思われます。

この記号違いエラーは、1枚だけが存在するというわけではありません。なぜなら筆者も過去にオークションで落札し、1枚所有しているためです。意外に現存数は多いのかもしれません。ただし、さすがに発行されてから年数が経過しているため、オークションなどは別として、ATMなどで出回ることはないことでしょう。

落札価格は上昇傾向にある

今回の二千円札の記号違いエラーは、以前であれば10万円以下で購入できる時期もありました。しかし今回の落札価格のように、今や20万円を超えており、徐々に価格が上がってきているように感じます。

古い紙幣ほど流通機会が減り出回らなくなる傾向にあります。所有している人が売らずに保管しているケースも多く、売買の機会が減っていることも理由かもしれません。

今後も珍品といえる紙幣は、価格が上昇していく可能性が大いにあります。まだ見ることのできる旧紙幣の中で、エラーやゾロ目(記番号の番号部分がすべて同じ数字のもの)などのお宝がないか、今一度探してみるといいかもしれませんね。

<参考>
第127回入札誌「銀座」 Lot番号:615 守礼門2000円札 1桁 記号違いエラー JZ/LZ | UNC

>次ページ:26万円で落札された「実際の二千円札」を見る

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