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あてになるのか? 退職金と企業年金(2ページ目)

企業が退職金や企業年金の運用をする時代から、従業員自らが自分で運用する時代に変わりつつあります。今まで無意識でいた退職金や企業年金の制度を見直してみましょう。

執筆者:石原 敬子

ウチの会社の年金の制度ってナニ?

退職金、企業年金といっても種類がいろいろあります。
どんな制度なのかによって、長所、短所がまちまちです。そして、今後の動きも制度によって違ってきます。従業員である皆さんが、自分の退職金制度、年金制度を知っておくことは以前にも増して重要になってきました。

さあ、給与明細を片手に、自分の会社の退職金や年金はどんな制度になっているのかを確認してみましょう。
明細
給与明細を出して、確認してみましょう


●企業年金の種類

◎ 自社年金
◎ 中小企業退職金共済制度/特定退職金共済制度
◎ 税制適格退職年金
◎ 厚生年金基金
◎ 確定拠出年金
◎ 確定給付企業年金(規約型/基金型)

自分の会社ではどんな企業年金制度があるのか?自分はどの制度に加入しているのか?を知るには・・・。

1)会社の就業規則、退職金規定等で確認する
・会社の就業規則や退職金規定などを見てみましょう。

会社の退職金・退職年金規定の「制度の実施」などの条項
就業規則の「福利厚生」あるいは「退職金に関する項目」
この辺りを見てみましょう。どこに書かれているかは会社によりますが、実施している年金制度についての記載があります。

2)給与明細を見る(社員負担分がある場合)
・給与明細の「控除」のところを見てみましょう。
基金加入員証
退職時にもらった証書でも確認できる

「退職掛け金」といった項目があり、そこに金額が入っている⇒税制適格退職年金の可能性が高い。ほかの退職金制度の可能性もある。

「基金掛金」「厚生年金基金掛金・保険料」といった項目があり、そこに金額が入っている⇒厚生年金基金か確定給付企業年金の基金型に加入している可能性が高い。

3)会社の人事・総務担当者へ確認する

就業規則や給与明細で、自分の会社の退職金制度や年金制度が分かったところで、次回:「あてになるのか?退職金(2)(3)」ではそれぞれのタイプの退職金制度の仕組みと、今後の流れををお伝えする予定。
どうぞお楽しみに!

【関連サイト】「401kと将来設計」ガイドサイト「年金」ガイドサイト


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