企画がすんなり通る状態は、どうやって作ればよいのでしょうか? |
セールスで表現すれば、よりわかりやすいでしょう。「売る」と「売れる」の差です。なんとなくイメージがわくでしょうか?
こういうと、「企画を通す」よりも「企画が通る」のほうが良く聞こえるかもしれません。でも、この2つは並行に扱うものではないんですよね。それぞれの定義をもう一度読んでもらうとわかるのですが、「企画を通す」は“行為”であり、「企画が通る」は“状態”なのです。
何が言いたいかというと、この2つは両立するものだということ。可能な範囲で「企画が通る」前提を整えて、あとは「企画を通す」。摩擦係数を下げられる限り下げたら、あとは摩擦に負けずにがんばっていく。
多くの人は、企画が通る前提を整えることなく、そんな視点を持つことすらなく、いきなりガリガリ企画を通そうとする。それは、なかなか大変なことであるのは間違いありません。
さて、ここまでが今日の記事のコンセプトです。では、「企画が通る」状態とはどういう状態なのでしょうか? それを今からお話していきたいと思います。
企画が通る条件とは何か?
私が考える条件は3つあります。- マッチング
- 価値伝達
- 実行体制
の3つです。ではそれぞれ次のページから見ていきたいと思います。