いざというときの準備を
5.80点でOKとする完璧主義になりすぎないことも、精神を削らない上で大切なことだと思います。仕事では100点でないとマズいものと、80点あれば十分なものがあります。決して、すべてのタスクで100点が求められているわけではないということを肝に命じることです。
6.仕事はマニュアル化しておく
6は、いざというときのための準備です。仕事に余裕があるうちに、自分の仕事をマニュアル化しておきましょう。それほど手の込んだものでなくても、作業プロセスがわかるだけでも、とりあえずは良いと思います。
仕事に追い詰められてしまったときは、逃げ出したくなると思います。でも責任感が強い人であればあるほど「自分がいなくなると、周りが困るから…」となってしまいます。だから、自分がいなくなったとしても、なんとかなる準備をしておくわけですね。
ちなみに、このマニュアル化が進んでいると、4でお話しした「誰かに仕事を頼む」が活用しやすくなります。
7.休む
どうしても疲れきったときには、何を差し置いても休むべきだと、私は思います。「そんなことはできない!」と思ってしまいますが、自分の身体は本当に大事。自分以上に自分の身体を大切にしてくれる人って、なかなかいないですから…。
ただ、いざというときに休めるためにも、6のような準備は必要だと思います。そのほうが最後のカードとして「休む」という選択肢を取りやすくなります。
まとめとして
今回は「うつにならない仕事術」という、軽く扱えないテーマでした。繰り返しになりますが、「この記事を読んで、そのとおりにしたらうつには絶対ならない」という話ではありません。うつは、誰にとってもかかる可能性のあるもの。ぜひ、自分ごととして考えてみてください。