企画のノウハウ/企画書の書き方・まとめ方

企画書のスライドに何を書くか?(2ページ目)

企画書を10枚程度にまとめるとして、各スライドでは何を書けばよいのでしょうか?典型的フォーマットに沿ってご説明しましょう。

野村 尚義

野村 尚義

プレゼンテーション・企画力 ガイド

業界トップ企業にプレゼンテーションや企画発想力を指導。上場企業役員などの指導も多数。プレゼン・企画の本質と方法論を解説。

プロフィール詳細執筆記事一覧

3.ご提案の狙い

提案の狙い、このページで伝えるべきは、実は「ゴール」です。最終的にどういうことを実現したいのか?その最終イメージを明文化してあげます。

企画書とは、何らかの問題を解決するために提案されるものですよね。その問題を解決することでどうなっているのかを明らかにすると、読み手が「そんな状態になりたい!!」とモチベーションが高まる。つまり、企画の内容への欲求が高まるわけです。このページはとても重要ですよね。

4.提案の全体像&特徴

「ご提案の狙い」のページで十分のその提案のゴールを示したら、いよいよ提案内容を示します。

そのときに、まずは全体像「この提案は一言でいうとどういうことか?」ともう1つ「他社の提案とはどう違うのか?」を話します。全体像が必要なのは、まぁわかるでしょう。もう1つの特徴を語ることも重要なのです。

競合がいないのならば、これは必要ないかもしれません。でも、なかなかそうはいかないんですよね。差別化要因もしっかりと示しましょう。

5.提案の理由
6.提案の詳細

提案の全体像を示したら、次は「どうしてその提案になるのか?」といった理由。そして「もっと具体的に言ったらどうなるのか?」といった詳細に入ります。

ここが具体的であればあるほど、読み手は安心します。「この提案を持ってきた人間は、しっかりと企画の詳細までイメージできたうえで持ってきているんだな」ということが伝わるからです。

  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 次のページへ

あわせて読みたい

カテゴリー一覧

All Aboutサービス・メディア

All About公式SNS
日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
公式SNS一覧
© All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます