企画のノウハウ/企画書の書き方・まとめ方

企画書のスライドに何を書くか?(3ページ目)

企画書を10枚程度にまとめるとして、各スライドでは何を書けばよいのでしょうか?典型的フォーマットに沿ってご説明しましょう。

野村 尚義

執筆者:野村 尚義

プレゼンテーション・企画力ガイド

7.信頼性の補完

提案の詳細まで述べたところで、ひととおりの内容は読み手に伝わったはず。でも、ここで終えてしまってはインパクトが残らないかも。ここから「信頼性の補完」というステップに移ります。

例えば、過去に同様の提案を成功した他クライアントの喜びの声、その他のデータなど、「この企画は成功しそうだ」と読み手に思わせる情報は一緒につけておくべきです。これもすごく重要。でもこれを入れている人が少ないのが現実。

8.具体的な実行ステップ

最後は「具体的な実行ステップ」です。読み手がせっかくその気になってくれたとしても、そこからの手順が示されていないがために、読み手が迷ってしまうということがあるのです。「どうしたらいいんだろう」という小さな迷いが、その企画の優先順位を下げてしまい、いつの間にか伸ばし伸ばしに。

そうならないように「あなたがこの企画を気に入ったのなら、○○・△△・□□という手順でステップを踏んでください」という風に具体的に書き示すのが良いでしょう。

いかがでしょうか?各ページで何を書くのかがよりイメージできたでしょうか?ぜひ、参考にしてみてください。

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