バレンタインのお礼の言葉と伝え方
バレンタインデーです!「そんなの関係ない」と思いながらも、街でチョコレートに群がる人たちを見ると、ちょっと気になりますね。たとえ義理チョコでも、もらったからにはきちんとお礼を言わなければなりません。お礼を伝えるとき、意外に自分では気づかない大事なポイントがあります。そこで今回は、バレンタインにチョコレートをもらった時のお礼の伝え方をご紹介します。仕事の他の場面でも使えますよ!
バレンタインのお礼「ありがとう」の気持ちを伝えるときのNG態度
「ありがとう」という言葉は感謝を伝える言葉ですが、それだけ言えばいいというものでもありません。「今さらにチョコレートなんて……」と、照れくささもあいまって、ちょっとはっきりしないお礼の仕方をしている方もいるようです。自分では意外に気付かない「伝える態度」も大切です。たとえば、こんな態度はNGです!●もごもごと話す
照れくさいこともあり、なんとなく口ごもってしまったり、声が小さくなったりしてしまう。
●顔をしっかりと見ていない
うまく相手の顔を見て話せず、ちょっと目を逸らしてしまう。
●首だけのお辞儀
お辞儀をするとき、身体を動かさず、首だけを下げている。
●タイミングを外す
その場ですぐにお礼を言えず、あとから声をかけたら、忙しそうな感じで対応された。
●「もうひと言」が言えない
とりあえず「ありがとうございます」をお礼だけ言った。
どれもあまり意識せずやってしまいがちですが、相手に良い印象を与えません。せっかく「ありがとう」を言葉にしても、その気持ちが伝わりません。それでは、ちゃんと伝わるお礼の仕方をご紹介しましょう。
相手に感謝の気持ちが伝わる態度で
お礼をしたい気持ちがあっても、相手がそれを感じてくれなければ、お礼をしたことになりません。相手に感謝を伝える態度は、次のことが大切です。●しっかりと声を出す
最初の基本です。口をしっかり開けて声を出すようにしましょう。恥ずかしさや緊張でさらに不明瞭な言い方になってしまいがち。緊張しているときこそ、しっかりと話すように注意しましょう。
●相手の顔を見て笑顔で
どこを見ていいのわからず、相手の顔を見られない人もいるようです。顔全体か鼻のあたりを見ていれば、目つきが優しい感じになるようです。しっかりと相手を見て笑顔でお礼を言うようにしましょう。
●上半身をうまく使う
ボディランゲージや身振り手振り、これも大切な要素です。口下手な人は緊張からか、ほとんど身体が動いていません。首を少し下げるだけのお辞儀はなおざりな印象になりますので、しっかり腰や背中を意識しましょう。
自分で鏡を見てチェックしたり、「この人は感じがいいな」と思う人の態度を真似したりして、動きのヒントにしてください。言葉だけでは伝わらない、非言語コミュニケーションも大切です。
●タイミングを計る
チョコレートを直接もらったら、その場でしっかりとお礼を言うのがいいですね。後からお礼を言う場合は、昼休みや休憩時間など仕事モードでない時がいいでしょう。どうしてもタイミングをつかめないときは「ちょっといいですか?」と声をかけ、しっかりと手短にお礼を言うこと。それも難しそうなときは、手紙やメールなどで伝えるのもいいでしょう。
●「ありがとう」のほかに、もうひと言
「ありがとう」の後が続かないと、なんとなく気まずくなりますね。やはり「もらってうれかった」という気持ちを伝えるのが一番です。頂いたチョコを食べた後ならば「とても美味しかった」「すぐ食べてしまった」などと感想を伝えましょう。話が途中で詰まってしまわないように、あらかじめ用意しておくと安心です。
日常で出来ることも、ちょっとかしこまると不自然な態度をしてしまうこともあります。自分では「ちょっと緊張している」としか自覚がないかもしれませんが、相手にいい印象を与えられているか、これを機に再チェックしてみるといいでしょう。うまくお礼を伝えて、いい関係作りに役立ててください。
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