今年中にやってしまいたい仕事が山ほどあるのに、誰かに仕事を押しつけられそうになっていませんか? そんなときのうまい対処法を教えます。 |
忘年会など夜のお付き合いも増えてくる時期なので、少し残業をして、ということも年末だと難しくなりまよね。でもやはり、すべてを「年内に片付けたい!」これが本音です。
ところが、そう感じているのは周りの人たちも同じ。なんとか今年中に仕事を片付けようと、つい誰かに頼みたくなってしまうもの。しかし、頼まれた側は大迷惑。自分のことで手一杯なのに、他の仕事を受け持つのはとても無理。こんな時「あぁ、うまく断れないかな~。頼まれないようにするにはどうしたらいいのだろう? 」と考えてしまいませんか? そこで、無理な仕事を頼まれないための、うまいかわし方を考えてみました。
同僚に仕事を頼まれた時のかわし方ポイント!
同世代、同じような立場の人に頼まれそうになった時、上司や先輩と違い、言いやすい立場や環境だったりで、つい「忙しいから出来ない」とストレートに言ってしまいがち。けれど、いくら言いやすくっても仕事先での関係。もう少し、うまいコミュニケーショントークはないでしょうか?まず、頼んできている相手はどんな人か見極めましょう。 普段からよく仕事を頼んできたり、押し付けてきたりする人……この人達は常習犯です。いつものようにかわすしかありません。
でも、この時期だからこそ仕事が自分の手に負えず、手伝って欲しいというような人もいます。常習犯でない彼らに対しては、いきなり断る言葉ではなく、ひと言声を掛けてみましょう。「お互い忙しいですね!」と。このひと言で相手は自分の忙しさをわかってもらえたと感じます。
ただし言い方には要注意! 「私だって忙しいんだから……」という気持ちが前面に出てしまうようだったら逆効果です。「私も忙しい!」という気持ちはちょっと横に置いて、「あなたは忙しくて大変ですね」という気持ちを入れながら「お互い忙しいですね~」と言いましょう。この言葉で、相手のことをねぎらいながら、自分も忙しい、ということを上手く伝えられます。大事なのは、しっかりと相手の目を見て伝えること。あなたも忙しいけれど、実は私も忙しい、ということをさりげなく伝えてから「受けられない」「出来ない」と伝えれば、相手は無理強いしてこないと思いますよ。
今度は、同僚ではなく先輩や上司にも仕事を押し付けられそうになったら? どうすればいいでしょう? 次のページでご紹介します。