どんな時に「NO」といえずに困りましたか
「自分の仕事だけで手がいっぱい!」というときに無理をして引き受けることで、かえって迷惑をかけてしまうことも。 |
自分の範囲外の仕事を押し付けられて 46.7%
急な残業 33.7%
アフター5の飲み会の誘い 26.1%
休日出勤の依頼 18.6%
営業先からの要望や注文 16.9%
セクハラ 16.1%
パワハラ 14.7%
他の人から頼まれた仕事にNOと言えない人が、約半数もいることに驚きますね。残業も飲み会も結構、しぶしぶ受けている人がこんなに多いなんて……。「NO」と言うことで、相手の気分を害することになるのではないか、仕事上の評価が下がることになるのではないかなど、ついいろいろと考えて、不本意ながら「YES」と答えてしまうという人が多いのでしょうか。YESを言うのは結構簡単ですが、NOは言いにくいものなのです。でも本心とは裏腹にYESと言い続けると、ストレスがたまってしまいます。上手なNOの言い方を見て見ましょう。
NOは、クッション言葉+理由+代案で
顔の表情やパソコンに向かっている背中から「話しかけないでオーラ」を出すという上級者?!も。 |
いきなり「できません」「行けません」では、あまりにそっけなくて、相手の感情を害してしまうこともありますから、記事「クッション言葉で会話美人」でもご紹介したクッション言葉でNOのニュアンスを和らげます。
- 残念ですが
- あいにく
- せっかくですが
- 大変、申し上げにくいのですが
- 事情はお察ししますが
- お役に立ちたいとは思うのですが、
■理由を明確に伝える
「上司が嫌いだから」「早く帰りたいから」などと、個人的な感情や単にやりたくないということを理由にはできません。残業や自分の担当外の仕事を頼まれた場合は、
- ○時までに今の仕事を仕上げるように△△部長から言われておりますが、いかがしましょうか。(優先順位を確認する)
- 本日は、所用がありまして、どうしても○時までに帰宅しなくてはならないので、
- 残念ながら先約があるので
- 最近、仕事が立て込んでいて、残業が続いているんです
- ここのところ、体調がすぐれないので
- 医者からアルコールは控えるように(あるいは摂取しないように)言われている
■代案を提案する
断るにしても、「本当は、引き受けたいのですが」という積極的な姿勢を見せると、誠意が伝わります。
- 半分でよければ引き受けられますが、それでもよろしいでしょうか?
- 午前中に仕上げるように部長から言われている資料がありますので、今すぐは難しいのですが、午後なら時間を作れると思いますが、いかがでしょうか。
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