5W1Hで明確化された行動を書いてみる
気を緩めた時に、体調を崩される方は多いものです。 |
例えば、仮にCさんという人がいるとします。Cさんは経理の仕事が好きで、将来は会計のスペシャリストとして働きたいと思っています。会計のスペシャリストになるためには、まず「3年後に簿記1級を取得する」という具体的な目標を期限付きで設定します。
次に、逆算して1年後には簿記2級レベルで会計用語を完全に理解し、またそこから逆算して3カ月後には簿記3級を取得する、といった具合に最終目標から小目標を設定していきます。
さらに、そこから1年後に簿記2級を取得するためには、職場から近い資格学校に週2で通い、評判の良いS講師の講義を受けるといったように、より具体的なプランを立てていくのです。
このように「3年後に簿記1級を取得する」という明確な目標を持つことで、
When=仕事後の週2回
Where=職場から近い専門学校
Who=評判の良いS講師
What=簿記の習得
Why=会計のスペシャリストになるために必要だから
How=資格学校に通う
といった、5W1Hの明確化された行動をとることができます。「目標具体化→行動具体化」によって、今自分が何をすべきか、自分は目標達成まであとどれくらいの位置にいるのか、今とっている行動がどのように成果につながっていくのかがわかるようになるのです。
具体的に目標を立てることによって戦略が具体化され、日々の行動が「目的意識」を伴っていることがモチベーションをマネージメントしていく上で最も重要なことです。
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