▲「常に自分の意志を持ち、自分で決めるのがキャリア」 |
―――どんなときが広報担当者としてうれしく思う瞬間ですか?
上村:取材が終わった後、記者の方から「サイバーエージェントって、本当にいい会社ですね」と言って頂けたときですね。広報として「この会社に貢献できた」と強く実感します。
―――取材が多くてお忙しくありませんか? 仕事を楽しむために工夫していることを教えてください。
上村:仕事を充実させるためには、オフを楽しむことも大切だと思っています。土日はきっちり休み、ジムで汗を流したり、仕事と関係ない小説や雑誌を読みます。小説はリリー・フランキーさんの「東京タワー」、雑誌ではファッション誌の「VOGUE」「ELLE」「25ans」「MISS」などですね。
趣味は演劇鑑賞
▲来年4月に結婚を控えている。「仕事と家庭を両立するロールモデルになりたい」という |
仕事を離れたオフタイムは、趣味の演劇鑑賞や友人との会食、週末のジム通いなどで完全に仕事を忘れる。
上村:お芝居が好きで、野田秀樹さんや蜷川幸雄さんの作品が特に好きです。新しい公演が始まると聞けば、そのチケット発売日をプライベート用の手帳に書き込んでいます。最近観た演劇では、蜷川さんの『天保十二年のシェイクスピア』が良かったですね。
観察力の鋭い読者の皆様は、彼女の左手薬指に輝くリングに、お気づきのことでしょう。そうです。彼女は来年4月に結婚式を控えているのです。
上村:式場は決めましたが、準備はまだ手付かずなんです(笑)
と笑うが、演劇好きの彼女のこと、実は面白い演出をこっそり用意しているのではないだろうか?
充実した家庭生活を満喫しながら、自らのキャリアも追求することで、若い女性社員のロールモデルになりたいと願う彼女。これからも、その美しさにもキャリアにもますます磨きがかかるはずだ。