標準的な1日のスケジュール
8:50 | 出社 |
9:00 | メールチェック(最大約1時間) |
10:00 | 社内会議・ミーティング |
11:00 | 原稿チェック、プレスリリースの執筆 |
11:30 | コーポレートサイトの更新 |
12:00 | ランチ |
13:00 | デスクワーク |
14:00 | A新聞 取材対応 |
15:00 | 雑誌「B」藤田社長インタビュー 同席 |
16:00 | Cテレビ 取材対応 |
17:30 | メール対応 |
19:00 | プレスリリースの最終確認 |
20:00~22:00 | 帰宅 |
上村:基本的に午前中は社内作業に充て、1日2~3件入る取材は、なるべく午後になるよう調整しています。仕事を早く終えるコツは、なるべく仕事を溜め込まないこと。プレスリリース原稿を現場の責任者にチェックしてもらう時は、原稿がまとまったらすぐにメールで責任者に送ってしまうんです。溜め込まず午前中に送信しておけば、夕方デスクに戻る頃には返信されています。
仕事は1つひとつの作業の積み重ねではあるが、相手に何か作業をお願いするときに進行のズレが生じやすい。特に急成長中のベンチャー企業の社員は多忙で、相手も思うように時間が確保できなかったりする。実際は原稿チェック程度であれば、それほど時間も掛からないはずだから、数時間でも早く届けておけば、その間に相手がチェックを完了することも可能なのだ。
こうした工夫の積み重ねによって、帰宅時間をかなり早めることができる。
ブレイクタイム術
▲「ノリが悪いときは、甘いものを食べてリラックスします(笑)」 |
とはいえ、さすがの上村さんも、ノリが悪いときもあるという。
上村:そんなときは、自社の記事が掲載された掲載誌を読んだり、甘いものを食べてリラックスします(笑)。まったく違う仕事をするのもいいですね。
広報担当者は、常にマスコミと同じぐらい、情報感度を高めておかねばならない。掲載誌を読むというのは、次のPRプランを考える上でも役立っている。