新年度がスタートし、入社式や人事異動に伴う歓送迎会など、様々なイベントも終わり、いよいよゴールデンウィーク(以下、GWと記す)に突入です。GW中はビジネスはスローモードですので、自己啓発を考えるのに丁度よい期間です。

以下、ビジネスパーソンとして今後を勝ち抜くために重要な5つのキーワードを中心に、自己啓発を考えてみたらいかがでしょう?

1.ダイバーシティー(多様性)

国籍、世代、仕事を越えて、色々な方と接することで人間は進化する!
異文化との適応と考えて下さい。狭義であれば、諸外国人とのコミュニケーション能力ですが、広い意味では、世代や会社や仕事を越えた交わりも含まれるでしょう。

進化とは異質との交わりである-この言葉に集約されます。自分をより高めるためには同質ではなく、意識して異質の方々と交わることが重要です。同質とは同じ属性にいる方々、例えば、会社や業界、性格もあろうかと思います。異質とは他の業界や職種、性格が異なる方々をイメージして下さい。

仕事が忙しく、お付き合いがマンネリ化していませんか?会社の上司、同僚、後輩と顔を合わせるだけでは新しい発想も生まれにくくなります。リフレッシュを兼ね、色々な方と接する時間を創るようにしましょう。

ご提案として、色々な方が集う会合への定期的な参加は有効です。異業種交流的な会合であれば、どんなものでも宜しいかと思います。出来るだけ参加される方々が異質なこと、年齢、性別、国籍、会社、業界、職種……、基本的にバラバラである方が宜しいかと思います。

月1回、忙しい方であれば、3ヵ月に1回程度、定期的に顔を合わせる会合がよいですね。言わば、他流試合です。「井の中の蛙……」ではこれからは通用しません。自分のレベルを知るためにも、大海原に身を投じて、よい意味で、己のアホさ加減を知ることが自己啓発のアクションへと繋がっていきます。

2.ワークワイフバランス(仕事と人生の調和)

この言葉は、新聞記事等でこのところよく見かけますね。それだけ、日本が豊かになったということなのでしょう。脇目も振らずに猛烈に働いた時代は、成熟社会を迎え終焉しました。会社への忠誠心、滅私奉公、運命共同体、一昔前まではよく聞かれた言葉ですが、会社と個人との関係が変わり、仕事以外の充実も豊かさとともに、問われてきています。

会社や仕事以外に、家族・親戚、地域社会、友人・知人、趣味、スポーツ、芸術、色々な分野での充実度・バランス度が豊かな社会では評価されていくことでしょう。

これからは、経済的な価値(いかに稼ぐかということ)に加え、社会的な価値(いかに社会に貢献するかということ)や文化的な価値(いかに幅広い教養を身に付けること)の3点をバランス良く捉え、統合的な人間価値の醸成を図ることが、これからのリーダーにおける新しいあり方と言えましょう。

経済的に繁栄をした先輩であるアメリカは、社会的な価値も評価します。例えば、採用試験や入学試験でソーシャルアクティビティー(社会的活動)を記入する欄があり、きちんと評価されます。大先輩であるイギリスは更に文化的な価値を重んじます。真のリーダー養成であるエリート教育はこの部分を大切にしたカリキュラムになっています。

次のページでは、3つ目のキーワード、スピードから提示したいと思います。