1.「強み」を活かし、「弱み」を出来る人に委ねることができますか?
自分の強みや弱みを知ることはプロとしての第1歩だ! |
自分の強みは何かを知るきっかけとして、こんな場面をイメージしてみて下さい。何か解決できないことがあった場合、人から知恵袋として、よく相談を受けたり、そういうときに直ぐに頭に思い浮かぶかどうかです。例えば、管理会計であれば田中さん、資金調達であれば大野さんというように。
では、弱みはどうするか?プロとしては平均レベルまで持ち上げる努力は必要ですが、一番いい方法は、出来る人に委ねるということです。全てを自分でやるのではなく、一番出来る人にアウトソースするという発想です。この方が組織全体としての成果は確実に上がります。
特に、営業の方は人をうまくコーディネートする能力が重要です。営業でよい成績を残される方は実はここが上手いですね。
2.自分を「商品」と見なし、自己革新能力がありますか?
あなたは自分を「商品」と位置づけていますか?商品と位置付けることでマーケットを意識するようになり、環境に適応し、時代のニーズに合ったスキル開発に主体的に取り組んでいくようになります。能力開発やスキルアップの努力を怠ると、商品力が徐々に低下していきます。これからは契約社会へと進行していきますので、能力の売り買いが多くなっていくでしょう。
自己革新能力とは、謙虚に学び続けていく能力で、企業での研究開発力のようなものです。確かに、エグゼクティブクラスの方であればあるほど、実に勉強熱心ですね。陳腐化しないように、五感を駆使し、常に新しい情報を入手していくという行動習慣が確立されています。
例えば、終業後、月に1回程度、新しい情報を交換するために、異業種の方々との会合を持つことも、情報入手はもとより、新しい発想に触れるなど有益です。
では、次のページで、残りの3つの行動特性をチェックしてみて下さい。