キャリアプラン/キャリアプラン事例

伝説の予備校講師 3

東進衛星予備校の安河内哲也氏は、TOEIC990点(満点)を取ったカリスマ講師。一体どうすればTOEIC満点を叩き出せるのか? その秘密はアメリカのテレビドラマ『フレンズ』にある。

執筆者:角田 正隆


TOEIC990点取るには?

安河内 哲也氏
東進予備校講師 T.C.C.Ltd取締役 安河内 哲也氏 福岡県生まれ。1889年上智大(外・英語)卒。東進ハイスクールの英語講師となり、人気講師として活躍。TOEIC990点(満点)を取得。著書に『TOEICテストをはじめからていねいに』『おとなのやりなおし英語学習法―これでTOEIC Test990点!!』など60冊以上。
カリスマ予備校講師(英語)安河内哲也先生は、TOEIC990点(満点)など、さまざまな英語資格を取った伝説の持ち主。帰国子女でも、留学経験者でもない安河内先生が、いかにそれを実現したのか―――。

安河内先生は、大学受験生向け英語教育だけではなく、TOEIC関連著書の執筆や、キヤノンなど大企業向け社員英語研修の講師も務めています。そこで、一部の企業では昇進の必須条件とされる「TOEIC勉強法」について教えていただきました。

Contents「TOEIC勉強法」
1.満点男は「TOEIC対策しない」
2.楽しみながら英語を覚える「『フレンズ』が好き」
3.遊ぶのが仕事「1日中ドラマを見るのも勉強」

TOEIC以外にも安河内先生は、さまざまな資格にチャレンジする“資格フリーク”です。忙しい合間に、1級小型船舶操縦士や韓国語検定などにも取り組んでいます。「社会人の学習」というテーマでも、参考になる話を聞かせて頂きました。

Contents「社会人の学習」
1.資格は楽しみながら
2.社会人はテキストを絞り込め
3.「時間対効果」の追求

満点男は「TOEIC対策しない」

おとなのやりなおし英語学習法―これでTOEIC Test990点!!』 
安河内:マニアックにTOEIC対策する「TOEICクレイジー」な人もいますが、私は“特別な”TOEICにしか役に立たない対策は重視しません。とにかく英語が上達すれば、990点(満点)取る実力は身に付くと考えています。

それには「英語を英語のまま理解する」必要があります。その学習法として私は“音読”をお薦めします。特に帰国子女でもなく、15歳まで日本で暮らした人には“音読”が最高の学習法だと身をもって確信しています。


>テレビドラマ『フレンズ』のセリフを暗記した



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