キャリアプラン/キャリアプラン事例

堀江元社長に直談判した広報 乙部綾子さん(3ページ目)

ライブドア広報・乙部綾子さんにインタビュー。航空会社の客室乗務員だった彼女が、どうやって広報担当者に転職したのか? なんとパーティーの席上で、堀江社長に直訴したという。彼女のキャリア術とは?

執筆者:角田 正隆

憧れの仕事を辞めた理由

ライブドア広報・乙部綾子のお仕事日記
レセプショニストも経験した。ブログ『ライブドア広報・乙部綾子のお仕事日記』更新中
例えばお客様がお目覚めになったときも、お茶が飲みたい人とそうではない人がいるように、客室乗務員の経験によって、それを言われる前に、その人の目の動きなどをよく観察して、いち早く気づき行動する習慣が身に付きました。

―――目の動きまで読むんですか?
乙部:客室乗務員のときは見ていましたよ。目配りというか五感を働かせ、視野を広く持つという意味です。

―――憧れの職業をなぜお辞めになったのですか?
乙部:日系の会社で国内線と国際線を経験して、次に外資系に行きたくなって転職して客室乗務員としてのキャリアは一通り経験しました。「ここで1度一区切りするのもいいのでは?」と思ったのです。

レセプショニストも経験

―――広報の仕事に就くプロセスをお聞きしたいのですが、その直後にライブドアに入社したのですか?
乙部:いいえ。その後、半年ぐらい高級レストランのレセプショニストとして働きました。レセプショニストとは、お客様をご案内したり、お席のアサインや現場のコントロールを担当する仕事です。
―――客室乗務員の経験が生かされたのでは?
乙部:もちろんです。ところが仕事を始めて半年ぐらい経ったとき、若い女性の会社員がお客様としていらっしゃるのを見て、「サービスする側も好きだけど、サービスされる側もいいな」と思うようになりました。

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