キャリアプラン/キャリアアップの方法

思い切って会社やめちゃう!(3ページ目)

楽天のやり手社長、三木谷浩史氏も実はニート(NEET)だった!? ドツボにハマったら、ニート生活がもたらす「パラシュート効果」&「リチャージ効果」で切り抜けよう。

執筆者:角田 正隆

パラシュート効果を使え

キャリアを“ゼロ”にリセットする「パラシュート効果」
キャリアを“ゼロ”にリセットする「パラシュート効果」
今の仕事の延長線上にあるキャリアが、「自分のやりたいこと」や「将来性がある仕事」とは限らない。三木谷氏がいた銀行も「金融再編」で、他行と統合してしまった。藤井さんもカメラメーカーの事務が“天職”ではなかった。

今まで身に付けたキャリアを一旦“ゼロ”にリセットし、新しい可能性を再発見することが、ニート生活で得られるメリットだ。現状に強い閉塞感を感じたら、この「パラシュート効果」で“緊急脱出”しよう。

リチャージ効果

アーティストも“充電期間”と称し、ニート生活を取り込む人が多い。「いいアイデアが閃かない!」と悩むアーティスト志向の方に、「リチャージ効果」が生む効果をお伝えする。

「元SPEED」から「hiro」へ

ビジネスパーソンも「充電期間」が必要なときもある
現在「hiro」として活躍する「元SPEED・島袋寛子」さんは、2000年3月の人気グループ「SPEED」解散後、ソロシングルを出すまで8カ月の“ブランク”があった。

『東京で認められたくて沖縄から出てきたけれど、夢が実現して目標を見失ってしまった』(引用:2001/1/18 日経夕刊)

という彼女は、ニューヨーク暮らしなどで「自分を見つめ直した」。そのうち「やっぱり歌が好き」だと気づいた彼女は、歌い方も1からトレーニングし直しソロデビューを飾った。

ブランクの間、仕事をしなかったhiroさんは“ニート”だったことになる。とはいえ、この充電期間がなければ、彼女は新たな目標を設定できなかったかもしれない。hiroとして再デビューした彼女は、歌にも磨きをかけソロで聴かせるシンガーに成長した。だがもし、この充電期間がなければ、彼女のアーティストとしての寿命は縮まった―――!?


>hiroさんは「燃え尽き」ていた?
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