キャリアプラン/キャリアアップの方法

20代でヘッドハンターになるキャリア(6ページ目)

あまり馴染みのない職業「ヘッドハンター」。そうそう簡単になれる仕事ではない。備海宏則氏はなぜ20代で、この仕事で活躍し、独立を果たしたのか?

執筆者:角田 正隆

なぜ独立したか?

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人生は1回限り。自分の力で未来を切り開きたい
備海:大きく2つの理由があります。1つはヘッドハンティング業の特色かもしれませんが、会社が大きくなるとヘッドハンターとして動きづらくなるのです。自由な立場で個人にアプローチしたいと思ったからです。

もう1つは企業ニーズに柔軟に対応したいと思ったからです。ヘッドハンティング会社にいると、通常のヘッドハンティングという形で人材をご紹介するというお手伝いしかできません。それ以外にも自分の能力を生かし、企業のヒューマン・リソースを支援できないかと思ったのです。

これが一番大きな理由かもしれませんが、「人生は1回限り。自分の力で未来を切り開きたい」という気持ちが強かったですね。

在職中にできる3つの独立準備

―――どんな業種であれ、独立は簡単なものではありません。備海さんは独立を想定して、どんな準備をしていましたか?

備海:書類の手続きなどは別として、在職中にできる独立の準備が3つあります。

1.会社名ではなく個人名で勝負する

クライアントと商談するときも、もし会社名がなくて自分の個人名でお会いしたとき、これまでと同じようにお取引していただけるか、常に意識していました。

2.あらゆる分野で独立を意識した関係を築く
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日ごろから独立を意識して相手と付き合え

これも意識の問題ですが、今いる会社で取引している印刷屋さんでも、自分が独立したときに役立つかもしれません。独立したときを考えてお付き合いしておくといいでしょう

3.同業界内のネットワークを築く

同じ分野で先に独立している先輩は、手本として大変参考になります。また同業界で別の会社で活躍している方からは、今の会社では得られないノウハウが入手できます。積極的にそうした人とお付き合いしていました。


>新社名に込めた思いは?

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