キャリアプラン/キャリアプランの書き方

夢は“具体的”に描け!(2ページ目)

漠然とした夢を突き詰めて考えてゆくと、それがやがて“目標”になり、“行動計画”になる。名言「夢に日付を!」を残している居酒屋チェーン「和民」創業者に学ぶ。

執筆者:角田 正隆

期限設定 ~夢に日付を入れる~

キャリアプランニング
「和民」渡邊社長の信条は「夢に日付を入れる」だ
居酒屋「和民」創業した渡邊美樹社長は、小説「青年社長」のモデルになった立志伝中の人物です。「24歳で社長になる」、「平成12年で会社を上場させる」という夢を次々と実現させてきました。渡邊社長の信条は「夢に日付を入れる」です。夢を実現させる日付(期限)をまず明確にして、そこから逆算で今の自分に欠けている能力を補ってゆく考え方です。本人は次のように語っています。

夢に日付を入れる。
昔も今も変わらない、僕のやり方です。

外食産業で起業する、社長になる。
その夢に入れた日付は、24歳の4月1日でした。
決めたのは、そのちょうど2年前、22歳の時です。

それからの作業は、現時点での自分の現状や課題を把握して、
2年後のあるべき姿との差を埋めていけばいいわけです。
夢は、そうすれば、必ずかないます。

出典:『起ちあがれニッポン DREAMGATEマガジン Vol.3』 http://www.dreamgate.gr.jp/

人間は楽な方向に流されがちです。期限を定めないと行動を起こさないまま時間だけが過ぎてゆきます。緊張感を保つには有効な方法です。

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