キャリアプラン/自己分析の方法

あなたの強みは本当に強いですか?(3ページ目)

自分で強みだと思っていること、会社の中の尺度で強いと評価されていることが、必ずしも転職マーケットやビジネスのマーケットで強いと評価されるとは限りません。あなたの強みは本当に強いですか?

執筆者:牧田 幸裕


その2 スキル判断テストで試してみる

診断ツールを使い、客観的に自分の力を判断する
診断ツールを使い、客観的に自分の強さを評価してみる
自分の主観ではなく外部から客観的に自分を評価してもらうために、ヘッドハンターや転職エージェントに自分をアピールしてみるので、「客観的に自分を評価する」という目的が達成できれば、ほかの方法でも自分の本当の強みを知ることができます。

そのひとつが、インターネットの「スキル診断テスト」などを利用することです。転職支援のエンジャパンのサイトでは、「MY VALUE 診断」を受けることができます。質問に答え診断を受けていくと、論理性、協調性などさまざまな項目に対する自分の得意度が診断されます。10分程度でできる気軽なものなので、まずはこういったツールを使うのもひとつの手です。

こういった「スキル診断テスト」を利用すると、自分が強みだと思っていたところが意外に評価されない、逆に、意外なところで自分の強みが評価されたという「気づき」が生まれてくることがあります。そのときには、なぜ自分が強みだと思っていたところが評価されないのか、なぜ意外なところで自分が評価されるのか、しっかり分析してください。たとえば、強みだと思っていたことが、誰もが持っている強みであって本当は強みとはいえなかったのではないかという視点で強みを振り返ってみるとよいと思います。

こういった機会を利用し自己分析をすることが、今の自分自身をよりよく知ることになりますし、自分の本当強みを「客観的に」判断できるきっかけになるのです。


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