2.人生のメニュー「やりたいことリスト」

―――まずは夢を文字化する「やりたいことリスト」を作成したそうですね。
マイホーム こうじゃなきゃいやリスト
■「マイホーム こうじゃなきゃいやリスト」 住みたい家の間取りや立地、仕様を数十項目に渡りリスト化。そのほとんどを実現したという <クマガイコムより>
熊谷:多くの方のお話を聞いたりさまざまな書籍などの影響を受けながら、自分のやりたいことをリスト化しました。いわば“夢のブレスト”です。かっこいいクルマの写真があればスクラップしたり、マイホームを建てるという夢があれば、具体的に住みたい家の条件をリストに書き出しました。この作業に数ヶ月かけました。

突然「あなたの夢は何ですか?」と聞かれ即答するのは、かなり難しいことです。ところが、夢を探そうと思っていろんな情報に接すると「あっ、自分はこうなりたいんだ!」と気づきが得られ、漠然としていた夢のイメージが次第にハッキリと見えてくるのです。このプロセスを「夢探しの旅」と呼んでいますが、この旅を経験しないと本当の夢に一生気づかないでしょうね。

―――まずはたくさんインプットすることですね。
夢スクラップ「憧れのオフィス」
■「夢スクラップ」 快適なオフィスや憧れの名車の写真を手帳に貼り付けた<GMOグループ提供>
熊谷:そうです。夢探しの旅は「夢のコレクション」だと言い換えることもできます。何かのコレクターだった人は分かると思いますが、収集をある程度以上経験すると目が利くようになります。情報を多く集めると、一見似た情報でも比較して自分の夢に近いものを選び出すことができるようになります。

突然「今日は何が食べたい?」と言われてもすぐ答えられませんが、メニューが置いてあって「この中からどれがいい?」と聞かれれば答えやすいと思います。文字のメニューよりも料理の写真があればさらに選びやすい。ビジュアル化するとよりイメージは鮮明に描かれます。

―――よりリアルに迫るのがポイントですか?
熊谷:お手本になる人を直接訪問するという方法もあります。僕は会社を上場させてから、「世界大富豪ランキング」に載る日本の大成功者を積極的に訪ねました。直接お会いしてその雰囲気や哲学に触れ、大いに刺激されました。夢探しの旅は一生続くのです。

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