おおいに刺激をうけて、ももせもこの家具を使ったアイデアを考えてみました! 「アイロン&衣類管理コーナー」です。シンプルで設置しやすいから、家の中に小さなコーナーを作るのに大活躍。これで家族もアイロンがけに気軽に参加! できるはず。
ヒントは「鴨居」と「窓の桟(さん)」
おなじみ、棚オタクの清水さん。無印良品の商品の話をするときは、すっごくうれしそう
賃貸住宅で釘穴が禁止されているケースのほか、持ち家でも壁や柱を傷つけるのがいや、という人が多いのだとか。同時に、最近は石膏ボードの壁が増えたため、普通の釘では耐久性に問題があり、棚がつきにくい家が多いですよね。
この商品の大きなポイントは、女性でも簡単に石膏ボードの壁に棚が取り付けられ、はずしたあとも穴が残りにくいこと。簡単にちょっとした場所が小さく増える。そんな潜在ニーズがしっかりあって、そこにどんぴしゃと答えた商品なんですね。
窓の桟からヒントを得たという、壁につけられる家具・棚。置ける量は少なくても、それが「必要な場所」に設置できることがミソ
さらに、多くの部屋の窓の桟の部分に、たいてい缶ジュースや灰皿、本などが置いてあることにも気づきます。
「その小さなスペースって、そんなに便利なの? だったら、好きな場所にそのスペースを増やせたら、もっと便利では?」
清水さんたちのそんな気づきから生まれたのが、「壁につける家具」シリーズなのだとか。
大ヒット商品、壁につけられる家具・鴨居。ただ板を張るだけのシンプルな形。でも、用途はたくさん!
前回清水さんからは、「使い手が自分流にカスタマイズできるわかりやすい商品がヒットする」というお話がありましたが、この家具も同様。「ちょっと」を探して想像力を働かせる楽しさが、商品のヒットにつながっているような気がします。
ということで、ももせも「ちょっと」を探して考えてみました。家族みんながアイロンにすぐ手が伸びるようになる、衣類管理ステーションの提案です。