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ロンドン照明ウォーキング

日本人なら誰もが一度は憧れるヨーロッパ。実は照明分野でも先進国です。今回は、新しい建築などで注目を浴びているロンドンからのレポートです。

中島 龍興

執筆者:中島 龍興

照明ガイド

昨年末、4年ぶりにロンドンを旅行したのですが、「霧の街」とは言い難い小春日和の中での食事の美味さには感動をしました。「どんよりした暗い天気」とか「食べ物といえばフィッシュアンドチップス」と言うような以前の定番イメージはどこに消えてしまったのでしょう。

さて、今回は、照明設計者の視点からロンドンの町並みをご紹介したいと思います。テムズ川を挟んで、一見するとそれほど目立って変わった様子はないのですが、よく見ていくと随所にインテリアや照明の見所があります。

建築分野でも、新しい建物がどんどんと増えています。
新しい建物のほか、古い建築物の一部をガラス素材との組み合わせで増改築したものがあったり、新旧が上手く共存しています。全体の景観を壊さないようにとの配慮が随所に感じられます。

サットンウォーク:以前の高架下はレンガ造りで暗い雰囲気。改修により、ガラスブロックで光を内部から当てて、レンガのイメージを残しつつ、未来的な雰囲気を上手く出している。
キャナリウァーフ駅:新しい地下鉄の駅の地上部分は、高層ビルが立ち並ぶオフィス街だが、その中心にある真っ青のオブジェがひときわ目立っている。点滅した白い光すら青く見えてしまう照明効果が面白い。



次の頁では、その中でも特におすすめの場所をご紹介致します。
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