就寝前の注意点
センサーの装着されてないテレビを見ている人は、部屋の照明は明るさが変えられる調光装置付きをお勧めします。例えば2,3時間の映画をしっかり見ようと意気込んでいるときは画面と周辺の明るさ調整が必要になります。画面が背景の壁面などより少し明るく浮き出ているくらいが見やすいでしょう。
また就寝前の時間帯にテレビを楽しむとき、画面が明るいと目がその明るさに反応して眠気が覚めてしまうことがあります。そこでできるだけ画面を暗い状態にしておき、画面の背景となる壁面もあわせて暗くします。このようなこまめな調整は私たちの目にかかる負担を低減させるだけではなく、電力使用量の節約にも貢献します。
部屋の照明とテレビ画面の明るさを上手くコントロールすると、20~30%のテレビにかかる電力節減が可能です。さらに照明電力の節減分を含めると観賞時間にもよりますが大型テレビでは1日10円前後の電気代節約を可能にします。
仮にこの計算でいけば10年でおよそ3万円以上の節約で、とても大きな数字になります。
このように長い目で見たときに大きな出費にならないよう、そして目を疲労から守るためにもテレビ生活の照明は重要で私たちはもっと関心を持って考える必要があります。
画面の明るさより背景が暗すぎる |
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